難しいヘコミでした(MINI)

2014年4月4日

今週は先週の忙しさから一転してとても平和(暇)です、お蔭でゆっくりノンビリと仕事をしています、たまにはこういった時間も必要です、そうしないと初老が近いおじさんはカラダが持ちません、でもあまり長く平和な時間が続くのは困ります・・・(笑)

今回はMINIのリペアです、一般のお客様からのご依頼です。

  before

ヘコミはボンネット中央部のちょっと前よりのエンブレムの後ろあたりです、大きさは5センチ位あります、また深さもそこそこあります、位置も悪くボンネットの盛り上がった曲面のキツいところで、その上ツールのアクセスも良くありません、悪い条件が幾つか重なっています(^_^;)、細いツールしか入っていかない為、あまり思った通り力を掛けていけません、少しづつチマチマ?と変化させていくしかありません、鋼板に動きが出てくるまでは我慢が続く作業でした、複雑な曲面のラインを違和感なく仕上げるのにかなり苦労致しましたが、何とか形にする事ができました。

  after

僅かな歪みは残っていますがボディ色があまり歪みが目立たない色なのでパッと見る限りは解らないレベルまでは仕上がりました、お客様のご確認をいただき無事終了です、2度目のご依頼ありがとうございました。

MINIはツールのアクセスに苦労させられる事が多い車です、特にドアは厄介です、特殊な内部構造で通常なら窓枠の隙間からツールを入れてリペアできるようなヘコミでもアクセスができないケースが多いです、内装を外しても開口部分は殆どなくて、ウインドウとレギュレーター(レール)をパネルごと外さなければ全くヘコミまで到達できない事もあります(^_^;)、逆に通常のクーペタイプのクルマではツールアクセスがしにくいリアクォーターパネルはMINIの場合は結構ツールがアクセスできる場合が多く面倒なヘコミでも意外と直せてしまったりします、デントリペアに関してはちょっと不思議な車です(笑)

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