難しいリペアが続いてます(ポルシェ996)

2014年4月6日

ここ数日は天候が不安定です、野外の展示場やストックヤードなどでの作業もかなり多いので非常に困ります(^_^;)、しかも大抵の場合は後日に延期になりますのでそこで作業の集中日が発生してバタバタ状態に陥るケースが多いです、季節の変わり目はいつもスケジュールが乱されます・・・。

今回はポルシェ911(996)のリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

  before

ヘコミはルーフ(天井)です、大きさは5センチ以上あり深いです(^_^;)、通常はルーフのリペアの場合、天井の内装を全て外さなければツールが入らないような車や内装が接着してある車のリペアは基本的には出張作業や一般のお客様からのご依頼はあまりお受けしておりません、天井の内装を外していただける業者様のご依頼が中心です、今回も最初にお問い合わせをいただいた時はプーリング(ヘコミを引っ張って直す技法)で対応できる範囲というお話をさせていただきました、ただヘコミが大きく深い上に芯が鋭くへこんでいるので何度引っ張ってもかなり芯が残ってしまって見栄えがよくなりません(^_^;)、あまりに悔しいので(笑)ドア開口部の内装を少し分解してそこから何とか細いツールを入れてできるだけヘコミの芯を取りました、内装に傷やシワをつけないようにヘコミにアクセスするのは限度がありますので完全には取りきれませんでしたが、プーリングのみの状態に比べれば遥かに良い仕上がりになりました

  after

少し歪みは残っていますが、よく見ないと解らない状態までは何とかリペアできました
お客様のご確認をいただき無事終了です
ご依頼ありがとうございました。

今回は996でしたので天井の内装を片側だけでも少し外す事ができましたが、これが空冷911なら接着してあることが多いのでプーリングでの作業でしか対応できなかったと思います、ルーフのリペアは本当に厄介です(笑)

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