DIYデントリペア痕の復旧作業

2018年8月6日

相変わらず暑い日が続いています、でも毎日のように35℃ぐらいまで気温が上がっているとだんだんその環境にカラダが適応してくるようです、たまに2~3℃下がると『今日は涼しいなぁ』なんて感じてしまいます(笑)
明後日あたりから台風が関東に近づいてくるようです、今年は各地で災害が発生しているので直撃なんて事になったら・・・心配です(^_^;)

今回はまたもやデントリペアのDIY作業痕の復旧?作業でした(^_^;)

デントリペアDIY作業痕1 デントリペアDIY作業痕2 before

リアクォーターパネル中央ですが、ボコボコです(^_^;)、画像では解り難いかもしれませんが、かなり広範囲(大体20センチ四方)を豪快に突いたようで岩肌?のようになっています(笑)、しかも何箇所か強く突きすぎて塗膜に弾痕のようなクラック(ひび)がはいっています・・・
これはデントリペアのDIY作業痕を見ると全般に共通して言える事ですが、こういった状況に陥ってしまう原因はヘコミが変化していくプロセスを間違ってイメージしているからだと思います、あくまで想像ですが、恐らくヘコミの中心あたりにグッと力を掛けるとジュース缶のヘコミのようにポコッと戻るようなイメージを持っていらっしゃるのではないでしょうか、でも実際にはポコッと板バネが裏返るように戻る事など普通の塑性変化したヘコミではありえません、でも、それが解らないので1箇所ごとに必要以上の力を掛けてその結果、触った箇所だけが鋭角に変化してしまい、それが数連なって『ボコボコ』になってしまうのだと思います、もちろん、稀に裏側から手のヒラで力を掛けるとボコッといって戻るようなヘコミもあります、でも、本当に何百件に1件程度の割合です、しかも、大抵はそのままOKとはいかず、必ず歪みは残ります、綺麗に仕上げるにはやはり歪みをきめ細かくツールで散らしていく必要があります。

今回はとにかくエベレストのように尖った凸部分をひたすらポンチングで落とし、伸ばされた鋼板をあちこちから引っ張って局部的な変化がないようにするので精一杯でした・・・(^_^;)

デントリペアDIY作業痕修復1 デントリペアDIY作業痕修復2 after

板金塗装でパテをどっぷり盛って塗装した時にできるようなメラメラした歪みは残りましたが、ボディ色が白なのでパッと見た感じには解らないようには何とかなりました・・・大変でした(^_^;)

最近、DIYデントリペア痕の復旧作業が何件か続きました、できる限り手を尽くしましたが、やはりどれも『完璧』には程遠い仕上がりまでしか持っていけませんでした、こういった状況を頻繁に見てしまうとやはりDIYデントリペアはお奨めできません・・・と言わざるを得ません、皆様もDIYをなさる場合はその後のリカバリーまでよくご検討なさってから作業して下さい・・・。

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