スジヘコミ20センチ

2020年1月25日

ついこの間まで新年の挨拶をしていたのに気が付けばもう1月も後半です(^^;)、しかも、暖かくなったかと思えば急に寒さが戻ったり梅雨のような雨が続いたり変な気候です、北日本や北海道でも雪不足でスキー場や雪まつりも相当困っているようです、これも地球温暖化の影響なのでしょうか、昨年、幾つか日本に上陸した異常な強さの台風などの事も考えると本当に地球全体の気候が変わりつつあるのかもしれないです・・・CO2の削減など個人レベルで出来る事は出来る限り努力していかなくてはいけないのかもしれません、ちょっと考えさせられる今日この頃です・・・

しかし、日々の仕事もきちんとやっていかないと地球の異常の前に食っていけなくなります(笑)

今回はリアクォーターのスジ状のヘコミ(約20センチ)の修復作業でした。

リアクォーターのスジ状のヘコミ20センチ リアクォーターのスジ状のヘコミ20センチ2 before

斜め後ろからの撮影なので短く見えますが、真横から見ると20センチ超えのスジ状のヘコミです、しかもスジの部分にはキズもついてしまっています、厄介なのは何かが擦りながら力の掛かり方が変わったようで直線ではなく2本のスジが段違いに連なっている事と魚の骨のような歪みが出やすい横ヘコミである事です(^^;)、ツールは何とかアクセスできますが、4ドアセダンの右のリアクォーター中央部なので本来ならテールランプを外してツールを入れたいところです、ただ残念ながらこのクルマはテールランプを外しても角度的にヘコミまで入っていけません、仕方ないのでトランク開口上部から斜めにアクセスするしか方法がないのですが、そうなるとデントリペアはヘコミを見ながらでしか作業ができないので体はボディ外側にいかなくてはならず必然的に左手だけを伸ばした姿勢で長いツールをコントロールしなければなりません、ミリ単位で正確にスジを触りたいこのようなヘコミだとかなりツライ体勢です(^^;)
立ったりしゃがんだり時には覆いかぶさるような姿勢で作業する事約1時間半、キビシイ状況でしたが何とか形にはなりました・・・

リアクォーターのスジ状のヘコミ20センチ修復後 リアクォーターのスジ状のヘコミ20センチ修復後2 after

キズの痕跡と若干の歪みが残ってしまいましたが、幸いな事にボディ色がパールホワイトなので普通に見る限りはかなり目立たなくはなりました、お客様にも喜んでいただけたので苦労した甲斐がありました、良かったです!

今回は難しいヘコミ、最適でないツールアクセス、作業性の悪い体勢、と3つの悪条件が重なってしまいました、どれか1つでももう少し良い状況だったなら仕上がりは随分変わったと思います・・・言い訳です(笑)

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