深く鋭いヘコミ(BMW X3)

2014年2月20日

先日降った雪はかなり融けてきましたが、ここ数日は寒さが更に増したような気がします(^_^;)、外仕事の身体には堪える寒さです・・・年々寒さがキツくなっているように感じるのは私だけでしょうか?温暖化している位ですから違いますね、恐らく歳のせいですね・・・(笑)

今回はリアドア前方部にできた深く鋭いヘコミの修復作業でした、一般のお客様からのご依頼です。

  before

車はBMWX3です、ヘコミはリアドア前方部で大きさは5センチ弱ぐらいですが、かなり深くそして鋭いヘコミです、しかもボディカラーは黒、僅かな歪みが残っても目立ってしまうデントリペア泣かせのボディ色です(^_^;)、ただ、ツールアクセスは良好な位置で使いたいツールがしっかりアクセスできるのが救いです、とは言ってもこれを違和感が出ないように仕上げるのは結構大変です(^^;)、なるべく鋼板を必要以上に伸ばさないようにそして塗膜肌を荒らさないようにヘコミに掛かっている応力を丁寧に抜きながら慎重にヘコミを触っていきます、ある程度『面』が出たら映り込む背景を見ながら違和感がある場所をひたすら潰していきます、多少時間は掛かりましたが何とか形にする事はできました。

  after

打撃痕(ヘコミの芯みたいな部分)の僅かな痕跡は残っていますが、パネルのヘコミがなくなった事によって普通に見る限りは殆ど解らないと思います、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

いつも感じるのですがBMWの鋼板はとてもデントリペア向きだと思います、今回のように打撃痕が鋭く深くへこんだヘコミの場合、鋼板が硬くても軟らかくても綺麗に仕上げるのが難しくなるのですが、BMWの鋼板は適度な硬さで粘りがあって予想した通りに変化してくれるので個人的にはとても作業がし易いです、塗膜肌も比較的粗いのも歪みを隠しやすいので助かります、個人的にはアルファロメオの鋼板も同じような特性に感じます、これが国産軽自動車だったら3倍苦労するでしょう・・・というか、ここまでは仕上がらなかったかもしれません(^_^;)

今週末はまだ作業空きがございます
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