ポルシェ911(964)ドア浅いスジヘコミの修復

2014年2月18日

今日は午前中は空いていて少し身体を休める事ができて正直助かってます、連日の雪かきと仕事のダブル酷使に筋肉が悲鳴をあげています(^_^;)、特に雪かきは普段使わない筋肉を使うようで腰をはじめ様々なところが痛いです、暫く雪かきはしたくありません(笑)

今回は超がつくほどの極上の911(964)の修復作業でした、ポルシェ専門店様からのご依頼です。

  before

ヘコミはドアの中央部分で浅い縦スジのような感じです、大きさは5センチ位ありますが浅めで正面から見ても殆ど解からないレベルです、人によっては全く気にならないという方も結構おられると思います、ただ、斜めに見てボディに映り込む背景を見てしまうと部分的に背景が歪んでしまうので少しヘコミの見方を知っていらっしゃるお客様ですと意外とヘコミが解かってしまいます、プレスラインの無い綺麗な曲面で構成されている911のボディですと尚更ですね、ただ薄いスジで折り目のようにはなっていないので問題なく修復できます、ここだけならいつものアクセスルートでツールは届くのですが他にも浅いヘコミが何箇所かあったので今回は内装を分解して作業致しました、空冷911(特に964)は構造を熟知しているので比較的短時間で修復作業を終える事ができました。

  after

満足いく仕上がりです、社長様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

それにしてもこの車は信じられないような極上964でした、964は数えきれないくらいの台数を作業してきましたが、覚えている限りでは、これより程度のよい964には出会っていないように思います、もう964もネオクラシックな車なので必ずどこかのパネルは再塗装してある事が多いのですが、この車の外装は恐らく全てのパネルがオリジナル塗装のままだと思います(私の見た限りですが)もちろん外装だけでなく内装も極上でしかも無改造!本当に世界遺産のような車でした(笑)

前オーナーは本当に大事になさっていたのでしょう、この車のように大事にされてきた古い車を見ると何となくこちらまで嬉しくなります、次のオーナーにもきっと大事にされていくのでしょう、幸せな車ですね。

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