修復不能?DIYデントリペア痕

2018年7月25日

連日の酷暑にカラダは悲鳴を上げています、一体今年の夏どうなっているのでしょう?、今週末あたりから少しは暑さも落ち着いてくると天気予報で言っておりましたが、そうなってくれないと本当にもうカラダがもちません(^_^;)、少しづつお盆前の納車ラッシュの傾向も出てきていますし、この上もし昨年のように雹でも降ったら・・・私は絶対倒れます、自信があります(笑)

今回はまたもやデントリペアのDIY作業痕の復旧作業でした・・・(^_^;)

DIYデントリペアの痕跡1 DIYデントリペアの痕跡2 before

上の画像は某国産車のリアゲートのフチですが、もうプチプチやブツブツを通り越してグチョグチョ?状態になってます(笑)、デントリペアのDIY作業の結果です・・・これは私が今まで見たDIY作業の中でも最強クラスです、よくここまで豪快に作業できたとちょっと感心してしまいました(笑)、しかし、感心している場合ではありません、これを何とかして欲しいとのご要望です、もちろん最初は丁重にお断り致しました、そして板金塗装での修復をお奨め致しました、ところがその板金塗装屋さんからもリアゲートを交換するしかないと言われ板金での作業は断られてしまったそうです、そして又私のところへご連絡いただき少しでも目立たなくしてくれればOKだから何とか作業をお願いしたいと・・・(^_^;)

『絶対綺麗には直らないですよ!』とお客様には念押ししたのですが、『それでも構わないので何とか・・・』と仰られるので挑戦?してみました・・・

しかし、ここまで酷いと一体どこから手をつけていいのか考えてしまいます(笑)、とにかく山脈のように連なっている凸部分をひとつひとつポンチングで落としていきます、ただ、塗膜にクラックが入る程鋭角に突き上げているので全然落ちてくれません、1時間以上はひたすらポンチで叩いていましたが、どうやっても完全には落ちてくれそうもないので急遽作戦変更です、ある程度エベレストクラス?の突き上げ部分だけは何とかポンチングで落としてあとは合間をデントツールで押し戻して何とかフラット感?を演出?する事に致しました、パンツまでビショビショになる程の汗をかきながら悪戦苦闘する事約3時間!多少は見られるようにはなりました(^_^;)

DIYデントリペアの痕跡作業後1 DIYデントリペアの痕跡作業後2 after

画像では結構綺麗に直っているように見えますね、でも実際にはメラメラした歪みが沢山残っています、まるで昔の粗悪なFRPボンネットみたいです(笑)、でもこれで精一杯でした(^_^;)、お客様にご確認いただいたところ『充分ですよ、こんなに直るのですね、助かりました!』と喜んでくださったので多少救われましたが、正直なところ達成感のない作業でした(^_^;)

今回の場合、DIYがあまりに豪快?だったので最初がどんなヘコミだったのかは正確には解りません、でもDIY作業をしない状態で作業させていただければ大分違う仕上がりになっていた事は確かだと思います(多分)
裏からちょっと押してみたくなるお気持ちはよ~く解りますが、綺麗に修復したいというのが目的ならデントリペアのDIYは絶対やめた方がいいです、最終的に高くついてしまうように思います、万が一、愛車にヘコミを見つけてしまったらまずはお近くのデントリペア技術者にご相談下さい、それが一番の早道だと思います・・・恐らく(笑)

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