Fフェンダーアーチのフチ修正

2018年6月5日

先日、早く仕事が終わったのでリビングとキッチンのエアコンを清掃致しました、リビングの方はもう15年以上は使っているかなり古いタイプです(^_^;)、何年か前に1度だけ専門業者を頼んで清掃して貰いましたが今回はDIY清掃です

用意した道具は電動のブロアーと塗装ガン、ホームセンターで買った2本で1000円位のエアコン洗浄スプレー、そして塗装用のハケです、高圧洗浄機の代わりを塗装ガンとブロアーで代用しようという作戦です・・・

エアコン清掃道具

エアコン清掃

出来る限り分解してゴミ袋で養生、あとは洗浄スプレー1本をコンデンサー?部分にくまなく吹いたら少し放置、溶剤がしっかりフィン部分に浸透したら電動塗装ガンに水を入れて洗い流していきます、頑固なカビや埃の塊は塗装用のハケでフィンに沿うように掃き出していきます、これを何度か繰り返し室外機のドレンホースからドロ水が出なくなったらブロアーでフィンの水気とファンの埃を吹き飛ばして終了です、作業時間は1台約1時間、もちろん、プロの作業に比べれば色々と不手際はありましたが(部屋中にファンの埃が舞い散りました(^_^;))、試運転ではカビ臭かった冷気が高原の爽やかな風のようになりました(笑)、2台のエアコン清掃と部屋の清掃で合計2時間半、結構疲れましたが労力に見合った成果は充分に得られたように感じています、エアコンによるカビの健康被害も結構あるようですから1年に一度はやらないとダメですね、来年もキッチリやります・・・予定(笑)

今回はFフェンダーのアーチ部分の修復について・・・

フェンダーアーチデントリペア作業前画像1 フェンダーアーチデントリペア作業前画像2 before

画像はアーチ部分から5~6センチ位ボヨ~ン?とへこんでいる状態です、正確な事は解りませんが、へこんでいる部分に何かが当たってヘコミができたわけではなくアーチのフチが曲がった事によって形成されたのだと思います、こういった場合、悪の根源はフチ部分でヘコミに掛かっている応力もこのフチの曲がりが原因です、ですから修復はこのフチの曲がりを修正する事が最も大事な作業なのですが、意外と厄介です(^_^;)、Fフェンダーは鋼板1枚構造ですがフチは折り返してあります、中途半端な角度に折り曲げてあるので立体構造になりかなり踏ん張っています、しかも曲がりの幅が5センチ位はあるので局部的に戻さないようにするのが結構大変です、木っ端を使ったりガムテープの芯を当てたりしながら何とか曲がりを修正致しました、曲がりが戻ればそれだけでヘコミはかなり浅くなっていきます、後はいつも通りツールで残ったヘコミと歪みを散らしていけば作業は終了です。

フェンダーアーチデントリペア作業後画像1 フェンダーアーチデントリペア作業後画像2 after

アーチ部分から数ミリ位の位置に僅かな歪みがあります、これは折り返しのせいでどうしてもツールで触れない部分があるのでどうしようもありません(^_^;)、でも普通に見る限りまず解らないと思います、お客様にご確認いただいたところ喜んでいただけたのでホッと致しました。

Fフェンダーの修復でアーチ部分まで損傷が及んでいるヘコミの場合、仕上がりの『鍵』は大抵はアーチのフチ部分にあります、この部分の損傷度合で天国か地獄か?が決まる感じです(笑)、それでもFフェンダーはまだツールがしっかりアクセスできるので良いのですが、これがRフェンダーだと仕上がりの問題というより作業自体がアウト!になってしまう場合が結構多いです(^_^;)

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