ドアの下フチに近いヘコミ

2018年4月16日

先週は平日は平和だったのですが、その分が週末に集中したのか土日はバタバタでした(^_^;)、ちょっと疲れました、でも帰宅すると・・・

久しぶりにくま吉(黒ポメ)が出迎えてくれました、誰かが出迎えてくれるのはやはり嬉しいものです、昔は小太郎(黒柴)もよく出迎えてくれたのですが、最近は出迎えどころか、顔を見ても尻尾もふりません・・・(^_^;)、くま吉はイイ奴です、今度オヤツ買ってあげよう(笑)

くま吉ベランダ

今回はドア下方のヘコミ修理について少し・・・

ドア下方へコミ修復前画像1 ドア下方へコミ修復前画像2 before

ドアのヘコミを修復する場合、ツールのアクセスルートは大きく分けると窓枠の隙間からかドア内装を外すか、の2通りです、この2通りのルートであれば比較的ツールの選択肢も多く、支点もとりやすいので力もしっかり掛ける事ができてコントロールもし易いです、でも、残念ながらこの2ルートではアクセスできないケースも結構あります、前々回のブログで紹介したドアノブ付近などもそうですが、ドア下方のヘコミの場合も通常のルートではアクセスできない事が多いです、上の画像のヘコミもそのパターンでした、位置はドア下フチから10センチ位です、この位置ですと窓枠の隙間からでは遠すぎる、内装を外しても開口部の位置が悪くツールアクセスの角度が悪い為、力も掛からずコントロールもし辛い、しかもヘコミは深くスジ状!大きさも5センチはあります・・・(^_^;)、かなりツラい状況です、もっと浅いヘコミならプーリング(表側から引っ張って直す技法)という『手』もあるのですが、スジ状の深いヘコミではプーリングでは綺麗に仕上がりません、最後はドア内側の鉄板に『穴』を開けてツールアクセスを確保するしかないか・・・と考えながらあちこち眺めていたら丁度良いところに水抜きの穴がありました!試しに何本かツールを入れてみると何とかアクセスできます、細いツールしか入りませんが何とかなりそうです、悪戦苦闘する事約1時間!何とか形にする事ができました。

ドア下方へコミ修復後画像1 ドア下方へコミ修復後画像2 after

僅かなスジの痕跡のような痕は残っているのですがボディ色がパールホワイトなので普通に見る限りはまず解らないと思います、担当者様の確認も無事にいただけました、疲れた(笑)

今回アクセスルートに使ったドア水抜きの『穴』はドア内側に入ってくる水が溜まらないする為のものなのでどんなクルマにでもありますが、必ず使える訳ではありません、もの凄く穴が小さかったり薄い場合はワイヤーみたいなツールしか入りませんし、この『穴』自体が支点になってしまうような位置関係の場合も使えません、今回のクルマは比較的穴が大きく内部のウインドウレギュレーターを支点にできたので何とか使えましたがもう数センチずれていたらアウトでした(^_^;)、どこのパネルにも言える事ですがフチや下方に近い位置の修復作業は厄介なケースが多いです・・・(笑)

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