ドアのフチがボコボコでした

2021年4月17日

どうやらコロナの4波が確実に神奈川にも迫っているようです、横浜・川崎・相模原の3市に4/20からまん延防止等重点措置が適用されるようです(^^;)、専門家の予測では、このまま何もしなければ確実に3波を超える感染者が出るようなので致し方ありませんが飲食関係に従事なさっている方は本当に大変だと思います、微力ながらなるべくテイクアウトなど利用して少しでも応援したいと思っております・・・頑張って、いや踏ん張って下さい!!!

今回は某軽自動車のドア修復でした・・・

ドアフチヘコミ作業前 ドアフチヘコミ作業前2 before

中古車業者様からのご依頼ですが、ご連絡頂いた時は『何カ所かドアにヘコミがあるんですよ』と聞いていたので、てっきりよくある複数ドアパンチかと思っていましたが、見た瞬間に・・・(^^;)でした、ドアフチの上部と下部がボコボコです、一体どうすればこのような損傷が生まれるのでしょうか?、この仕事を始めて十数年経ちますが、これほどフチがボコボコになっているのを見るのは初めてかもしれません(^^;)、表と裏の鋼板が合わさるフチの部分に酷い損傷を受けていないのが唯一の救いではありますが、これは厳しい修復作業です、担当者様にもツールで触れない部分もあるので歪みは絶対に残りますよと『言い訳』させて頂きましたが、『OKです!』とのご了承を頂いたので作業開始です。

サイドインパクトビーム(ドア内部にある側面からの衝突時に乗員を守る鉄パイプのような部品)の付け根にもヘコミが掛かっていてツールがはいっていけない部分があるのでまずはプーリングでそこを修復します、かなり広範囲にヘコミの影響が出ているのですが、ツールで触るようにミリ単位での調整が出来ないプーリングでの作業は手間が掛かります、ある程度違和感が無くなってきたらツールで触れるヘコミを修復しますが、位置が悪いので色々なアクセス経路からヘコミを触っていくしかないのですが、体勢が悪くコントロールが難しい上に力が入りません(^^;)、それでも悪戦苦闘する事約2時間、何とか形になりました・・・

ドアフチヘコミ作業後 ドアフチヘコミ作業後2 after

細かい歪みは残っていて完璧とはいきませんでしたが、パッと見た感じには解からなくはなりました、担当者様にも『よくここまで直ったねぇ~上出来、上出来!』と無事OKを頂けたのでホッとしました、ありがとうございました。

もう数センチ前方にズレてくれていたら随分と作業性は良くなっていたと思います、当然仕上がりにも影響したと思います、でも見方を変えるともう数センチ後方にズレていたらフチまで完全に損傷を受けて修復不可だったとも言えます、そう考えると幸運だったとも思えなくもないですが、やっぱり『もう少し前だったら・・・』と思わずにはいられません・・・(笑)

デントリペアについてのご相談はお気軽にお問い合わせ下さい
デントリペアジェイテクニックへのお問い合わせ・ご依頼は公式HP(『ホーム』)、またはこのブログのメニューより『お問い合わせ』をご覧ください。

このブログはデントリペアジェイテクニックのオフィシャルブログです