パネルのフチの修復

2020年8月23日

いよいよ8月も終盤になってきました、先週は毎日信じられないような暑さにかなり参りました、作業中に何度もフラフラする事があり、熱中症の1歩手前だったのかもしれません、水分補給にはとても気をつけていていつもペットボトルの水は2本は常備しながら作業しているのですが、ヘコミを触り始めると集中してしまい気が付くと1時間くらいは水分も取らずに作業に没頭してしまう事がよくあります、出張作業が多いので出張先で倒れたりしたら大変な迷惑を掛けてしまいます、深く反省です(^^;)、でも予報では今週からは少し気温が下がってくるようなので少しは楽になるかな・・・と期待してます(笑)

今回はドアの前フチにできたヘコミの修復でした・・・

ドアフチヘコミ修復前 ドアフチヘコミ修復前2 before

SUVの助手席ドア中段あたりの前側フチにできた10センチ位のヘコミです、原因は解かりませんが、自転車が倒れてグリップが擦ったようなそんな感じのヘコミです、画像では解かりにくいかもしれませんがドアフチ部分が一番深くそこからは下方に向かって曲がりながらへこんでいます、ヘコミも厄介ですが、もっと困るのが位置です、中段あたりといってもかなりドアの下方付近なので上からのツールアクセスは厳しいです、そうなると内装を外して長~いツールで片手でこの厄介なヘコミをやっつけなくてはなりません、しかもフチの折り返している部分に完全にはツールが入っていけないため、触れる範囲で何とか違和感が出ないようにバランスを取らなければなりません、ミリ単位での繊細なツールコントロールが必要な繊細な作業です、もしサイドインパクトビーム(側面からの衝突時に乗員を守る鉄パイプのような部品)の付け根の溶接部にヘコミが掛かっていたらお手上げでしたが、ギリギリビームの付け根はかわしており何とかアクセスは可能です、黒系のボディ色なので歪みを極力残さないように何度も修正しながら作業致しました。

ドアフチヘコミ修復後 ドアフチヘコミ修復後2 after

僅かな歪みは残りましたが出来る限り局部的に変位するところがでないように調整したので普通に見る限りは恐らく解からないと思います、多分(笑)

ドアにかぎらずどこのパネルでもフチから5センチ以内の修復はかなり厳しいです、今回は何とかツールがアクセスできたので形にする事ができましたが、もう少しずれていたらインパクトビームの付け根に阻まれてアウトでした(^^;)、このへんはもう殆ど運任せといってもいいくらいです、運に見放されたら撃沈です(笑)

デントリペアについてのご相談はお気軽にお問い合わせ下さい
デントリペアジェイテクニックへのお問い合わせ・ご依頼は公式HP(『ホーム』)、またはこのブログのメニューより『お問い合わせ』をご覧ください。

このブログはデントリペアジェイテクニックのオフィシャルブログです