空冷911のドアヘコミの修復

2014年6月20日

今月は比較的平和(暇)です・・・(^_^;)、お蔭でたまっていた事務処理が進みます(笑)、今朝のサッカーワールドカップ日本代表の試合は本当に残念でした、全般的に日本が優勢に試合を押していただけに悔しいですね、ちょっとの運が足りなかった感じでした・・・本当に残念!

今回はポルシェ911(964)のリペアでした、ポルシェ専門店様からのご依頼です。

ポルシェ964の画像

ポルシェ964の作業前画像1 ポルシェ964の作業前画像2 before

ヘコミはドア中央部よりちょっと上あたりで、大きさは4センチ位の縦スジっぽいヘコミです、ツールさえアクセスできればそれ程難易度は高くない修復作業です、普通のクルマなら間違いなく窓枠の隙間からツールを入れるところですが、空冷911の場合はドアの構造上、窓枠の隙間からツールを入れる事はできません(入れる職人さんもおられるようですが・・・)、他に方法がないので基本的にはドアの内張りを分解する事が多いのですが、ヘコミの形状・深さ・位置がうまく条件にはまれば『裏ワザ』が使える事があります、今回はうまく条件がマッチしたので内装を分解せずに『裏ワザ』で作業する事ができました、スジを綺麗に消すには正確なツールコントロールが必要ですが、もちろん『裏ワザ』でも大丈夫です、塗膜肌を荒さないように慎重に修復致しました。

ポルシェ964の作業後画像1 ポルシェ964の作業後画像2 after

それ程深いヘコミではなかったので綺麗に仕上げる事ができました、社長様とお客様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

以前に比べると空冷911の修復作業は本当に減りました、特に964が少なくなりました、数年前は最もよく作業するクルマだったのですが・・・専門店さんのお話しを聞くと程度の良い964はどんどん海外に流れていってしまうようです、やはり私のようなスーパーカー世代にとってはカエル顔の911にずっと憧れてきましたので国内の空冷911が少なくなっていくのは凄く寂しい感じがします・・・

よし!空冷911の国外流出をとめる意味でも、私も頑張って1台確保!と思って財布と妻に相談してみましたが・・・残念ながら全くお話になりませんでした・・・力不足ですいません(笑)

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