アルミパネルのリペア(ベンツCワゴン)

2014年6月18日

ここ数日は、降るようで降らないかな・・・と思ったらやっぱり少し降ってくる(笑)、みたいなはっきりしない天気が続いています、まぁ梅雨ですから仕方ないのでしょうが、本当にうっとおしいです・・・毎日呪文のように唱えてしまいます・・・『秋が待ち遠しいです』と・・・(笑)

今回はベンツCクラスのワゴンのリペアでした、業者様からのご依頼です

MB C200ワゴンの画像

MB C200ワゴンの作業前画像1 MB C200ワゴンの作業前画像2 before

ヘコミはFフェンダーで大きさは3センチぐらいです、ちょっとスジっぽくなっていますが、これくらいなら短時間でリペアできるかとちょっと甘くみていましたが、世の中そう甘くはありませんでした(笑)、このFフェンダーはアルミパネルでした、アルミパネルでも勿論デントリペアは可能なのですが、鋼板に比べるとやはり難易度は増します、鋼板とアルミパネルの主な違いは硬さにあります、よく『アルミパネルって押すと軟らかいですか?』と聞かれますが、全く逆です、硬いんです!しかも、変位点が極端な感じで少しづつ変化するのではなく、徐々に力をかけていっても、ある時点でいきなり変化するような物性です、ですから深いヘコミや鋭角にへこんでいる場合はとても厄介です、今回は幸いにもツールのアクセスが良好な場所の上、酷いヘコミではなかったのでまだ良かったのですが、それでもスジっぽい打撃痕を消すのに結構時間が掛りました

MB C200ワゴンの作業後画像1 MB C200ワゴンの作業後画像2 after

まずまずの仕上がりです
社長様とオーナー様のご確認をいただき無事終了です
いつもご依頼ありがとうございます。

同じようなヘコミなら鋼板に比べアルミパネルのリペアは大抵の場合、厄介です、特にプレスラインを損傷してしまっているようなヘコミの場合は鋼板より仕上がりは悪くなるケースが多いような気がします、ましてやツールのアクセスや他の条件が悪かったりした場合は正直なところ・・・・です(笑)

最近の車はスポーツカーや高級車じゃなくても軽量化の為にアルミパネルを使う事が多くなってきています、磁石を使えば自分の車のパネルが鋼板なのか、アルミパネルなのかはすぐ解ります、洗車の時などに一度確認しておくと良いかもしれませんね、もしアルミパネルを使っている車だった場合、くれぐれもドアパンチなどには注意してください。

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