フェンダーアーチの修復(ポルシェ911)

2013年9月2日

昨日の暑さは殺人的でした、仕事をしていて本当に倒れるかと思いました(^_^;)、秋に恋い焦がれる気持ちが一層強くなる今日この頃です(笑)

今回は普通ならとても厄介なリアフェンダーアーチのリペアです、車はポルシェ911(964)、ポルシェメンテナンスガレージ様からのご依頼です。

余談ですが、このポルシェのマリタイムブルーという色にはとても思い入れがあります、この色に憧れてポルシェが好きになったといっても言い過ぎではないかもしれません、若かりし頃、どうしてもこの色のクルマが欲しくなったのですが、とても911など買えないので968というFRポルシェを真剣に探した事もあります、それぐらいこの色が好きでした(結局968も買えませんでしたが 笑)今でもこのカラーを見るとその頃を思い出してしまいます・・・(^_^;)

  before

ヘコミはリアフェンダーのアーチの折り返しからプレスラインまで横切るように線状にへこんでいます、大きさは3センチぐらいですが、この位置は非常に厄介です、普通のクーペならリアフェンダーやリアクォーター周りは鋼板が2枚構造になっていて全くツールがアクセスできない場合が多いですが、空冷911は1枚構造なので基本的にはアクセス可能です、ただフチの折り返しの部分はツールの角度や形状の問題で若干触れない部分がどうしてもでてしまいます、何とか少ない脳みそをフル回転させて木片を使ったり何本かのツールやアダフターなどを駆使しながらできるだけ折り返しの部分に違和感が出ないよう注意してリペア致しました。

  after

位置はともかくそれ程酷いヘコミではなかったので違和感なく綺麗に仕上げる事ができました、社長様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

リアフェンダーに限らずパネルのフチまでヘコミの影響が出ている場合のリペアは厳しいです(^^;)、今回のようにきちんとリペアできる事の方が少ない位です、あと1センチ!フチから離れてくれていれば直せるのに!・・・といったケースよくあります、パネルのフチには充分に気をつけて下さい!・・・何を・・・(笑)

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