ポルシェ996リアクォーターパネルのヘコミ修復

2013年9月3日

もうそろそろこの夏の暑さで芯までこんがり焼けて、美味しい焼豚になりそうです(笑)、一体何時になったらこの暑さは収まって涼しくなるのでしょう?・・・・本当にもう限界に達しています、焼豚を超えて角煮になる前に涼しくなって欲しいです・・・(^_^;)

今回はポルシェ911(996)のデントリペアでの修復作業で第一弾はリアクォーターパネル編です(第3弾までの予定です)、車はポルシェ911(996後期型)色は最も厄介な黒!ポルシェ専門店様からのご依頼です。

  before

ヘコミはリアクォーターパネル(ドアの後ろのパネル)でドアとの境から10センチ位の位置です、大きさは約3センチ、それ程深くない素直な?形状です、ツールさえアクセス出来ればなんて事はないヘコミですが、この位置は水冷911の場合、ツールのアクセス方法は限られてきます、タイヤハウス内の通称『デントホール』からの方がポピュラーなアクセス経路なのですが、他にも修復箇所が何カ所もあったので今回は時間短縮の為、必殺技!名付けて『直押し』でチャレンジ致しました(笑)、この技はまた詳しくご説明する機会があると思いますが簡単に言うとデントツールにテコの原理を使わず腕力だけに頼ってヘコミを修復していくというオジサンの衰えた筋力にはかなり堪える技法です(笑)実際、今回も腕がプルプルして息がゼーゼーしながらの作業となりましたが、浅いヘコミでしたので何とか必殺技で無事やっつける事ができました・・・(笑)

  after

衰えはじめた初老の肉体に鞭打って頑張った甲斐もあって歪みの目立つボディ色にも関わらず綺麗に仕上げる事ができました、社長様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

どうしてもツールのアクセスが悪い時や支点が取れない時にこの『必殺技』を使いますが、この必殺技は深いヘコミや大きいヘコミには全く歯が立ちません、しかも私の場合は体力的な事情から1日に何度も使えません、しかも一度使ったら数日間のインターバルが必要です・・・このブログを書いている今もまだ筋肉痛が癒えていません・・・(笑)

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