アルファジュリエッタのデントリペア

2013年8月31日

秋の足音が近づいて来た・・・なんて思っていたら、また猛烈な暑さに戻ってしまいました(泣)、もうゲンナリしてしまいます(笑)、一体、秋は何処にいるのでしょう?早く来て欲しいです、もうカラダがもたないかも…(笑)

今回は初めてリペアする車です、アルファロメオジュリエッタ、一般のお客様からのご依頼です。

  before

ヘコミはドアフチに近い部分で小さいですが、鋭くキズのように深くへこんでいます、こういったヘコミの場合はしっかりとツールがアクセスできて狙ったポイントを正確に触れる状態じゃないと打撃痕(芯)が残ってしまう可能性があります、ツールのアクセスを色々探ってみました、まず一番に考えるのは窓枠の隙間からのアクセスですが、ちょっと遠く繊細なコントロールができそうにありません、あれこれ見ているとモールを留めているクリップの穴が何とか使えそうです、細いワイヤーツールしか入らないので中々力が掛け辛く打撃痕を違和感なく仕上げるのに少し苦労致しましたが、比較的短時間でリペアする事ができました。

  after

細くて簡単にしなり力を掛けにくいワイヤーツールでしたが、きちんと支点がとれたお蔭でテコの原理が使えて繊細なコントロールができたので何とか綺麗に仕上げる事ができました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました、わざわざ私の自宅ガレージまで遠方よりお越しいただき大変お手数をお掛け致しました、ありがとうございます。

今回は鋼板特性が素直なアルファロメオだったので鋭くへこんだヘコミも綺麗に修復できましたが、車種やメーカーによっては一度ついたクセが簡単には取れない鋼板があります(特に国産軽自動車など)、そういう鋼板特性ですとたとえ小さなヘコミでも今回のように鋭い形状ですと打撃痕が取りきれず残ってしまう場合もあります(^_^;)、楽なヘコミはありません(笑)

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