難しいプレスラインでした

2020年5月12日

昨日の暑さはもう完全に夏でした、まだ5月も初旬だというのに作業中は汗だくです(^^;)・・・暑いのが大の苦手な私にとってはこの時期からこれでは先が思いやられます(笑)、5/6で解除されるかなぁ~と微かな期待をもってた緊急事態宣言はやはり延長されました(^^;)、政府のせいでウイルスが発生した訳でもないので仕方のない事ですが、やはり仕事にも影響は出てます、特にこの時期は例年なら最も仕事量が多い時期なのに感覚的には3割減といった感じです(泣)、お陰でずっと先送りしていた仕事の道具を作ったり、家の補修をしたりと普段は出来なかった事が随分と進みました(笑)
早く通常の状態に戻る事を切に願ってます・・・

今回はレクサスのプレスライン上のヘコミでした・・・

プレスラインヘコミ プレスラインヘコミ2 before

ドア上部にあるプレスライン上のヘコミです、大きさは4~5センチ程度ですが、ライン上の損傷が鋭角でスジ状の打撃痕がクッキリと残っています(^^;)、もう少し角度の浅いプレスラインならそれ程問題ではないのですが、これはかなり絞った角度のあるラインです、しかも歪みが残ると見え易い黒系のボディ色・・・これはとても厳しい状況です、これでツールアクセスに難があるような位置ですと仕上がりにかなり影響してしまうのですが、幸いな事にアクセスは良好です、ヘコミ上部の押されて盛り上がった部分を落としてから慎重にヘコミを触っていきます、こういった鋭角なライン上のキツイヘコミは強引な力技は厳禁です、変化の度合いと相談しながら少しづつ動きやすい部分から変位させ鋼板に動きが出てきたらスジを攻めていくのがセオリーです(私の場合)、そこまでは我慢の時間です。
そこそこ時間はかかりましたが何とか見られるようになりました・・・

プレスラインヘコミ作業後 プレスラインヘコミ作業後2 after

僅かな歪みは残りましたが、普通に見る限りはまず解からないと思います、映り込みチェックでもまずまずです、苦労致しました(^^;)

プレスライン上のキツ~イヘコミの修復の鍵は何といってもツールアクセスです、使いたいツールがきちんとした支点でアクセス出来ればかなり酷い損傷でもそこそこまでは仕上がります、でも、アクセス状況に支障があるとその状況によって仕上がりにも影響が出てしまいます、最悪の場合は・・・撃沈です(笑)

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