miniボンネット先端部

2019年6月6日

愛犬小太郎(黒柴犬)が天に召されて2週間余りが経ちましたが、悲しい、とか寂しいといった感情よりも何というか喪失感みたいな感覚がとても強いです、やはり16年間一緒に生活していた家族がいなくなるというのはボディブローのように効いてきます・・・こればかりは『時』が解決してくれるのをジッと待つしかありませんね・・・いい歳をして思い出すとすぐ涙腺が緩んでしまいます、参りました(^^;)

くま吉ドライブ くま吉

こいつが明るいのが救いです・・・(笑)

今回はミニのボンネット先端部の修復作業でした。

ミニボンネットヘコミ1 ミニボンネットヘコミ2 before

現行型ミニのボンネット先端部のヘコミです、大きさは10センチ位はあります、しかも折り目の跡がクッキリ残るスジ状ヘコミ!塗膜にキズもついてます、これだけで充分厄介です、それなのに、この位置は鋼板が3重構造になっている為、ツールアクセスも厳しいです、更に追い打ちをかけるのはデカール(ラインのシール)です、これぐらい折り目のようなスジになっている場合は本当はスジの角度を少しでも開いてからツールで触りたいのですが、デカールがある為にあまりきつくポンチングが出来ません、切れてしまう可能性があるからです、スジは開けない、使えるツールは限られる、アクセスはし辛いの3重苦状態です(^^;)、何本かのツールを駆使して触れる範囲を少しづつずらして作業するしかありません・・・かなり苦戦致しました(^^;)

ミニボンネットヘコミ修復後 ミニボンネットヘコミ修復後2 after

完璧とは言えませんが何とか形にする事ができました、もちろんデントリペアではキズを消す事はできませんが、ヘコミが無くなった事によって普通に見る限りは殆ど解からないと思います、担当者様のご確認をいただき無事終了です、疲れました(笑)

小さなヘコミであっても殆どのクルマがボンネット先端部の修復作業は苦戦するケースが多いです、その上にツールアクセスや他の悪条件が重なっていけば更に状況は厳しくなります、今回はまだスチール製だったので助かりましたがこれがアルミボンネットだったら・・・撃沈だったかもしれません、最近のクルマはアルミ製が多いですから、そういう意味では最後の『運』には恵まれたのかもしれませんね・・・いえ、悪条件はもっと少ないほうがいいです(笑)

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