ドアキック?ヘコミ

2019年3月14日

ここ数日は気温も花粉も春本番といった感じです、暖かくなって作業が楽になった分、花粉の辛さで相殺されている感じです(笑)、今年は例年より花粉が多いとニュースで言っておりましたが、少ない年ってあったのでしょうか、毎年のように『今年は例年の〇〇倍の花粉が予想されます』という報道を見続けているような気がします、くだらない事に予算を使わないで国には花粉対策を真剣にやって欲しいです(笑)

ロックスターフロント

ロックスターリア

先日、お取引先のショールームに見たこともないようなクルマが展示されておりました、『ロックスター』というのだそうです、少し前にテレビで報道されているのを見ました、カッコいいクルマだな~とは思ってましたが、目の前で実車を見ると思っていた以上にカッコいいです、これなら売れる筈ですね、ちなみにもう完売だそうです(^^;)、旧いコルベットみたいなレトロな魅力のクルマに最新のメカですから故障やメンテナンスに気を使わずにバンバン乗れるのが魅力です、こういう企画はクルマ好きなら一度は考えますよね、昔、よく友達と話しました『日産のS30Zの外観で中身は最新のメカ!そんなのが出たら絶対買うよね!』っと、そういう風に思った人は多かったのではないでしょうか・・・(笑)

今回はプリウスのドアヘコミの修復でした、一般のお客様からのご依頼です。

プリウスドアヘコミ修復前画像1 プリウスドアヘコミ修復前画像2 before

ヘコミはドア前方部で大きさは10センチ近くあります、プリウス特有の尖ったプレスラインにかかっていないのは救いですが、かなり嫌な形状です、恐らくドアパンチが原因だと思いますが、位置と形状から考えて当てたクルマはかなり離れていてドアが開ききる寸前に当たったのでしょう、そのせいで横幅のある擦れたような形状のヘコミになってしまったのだと思います(^^;)

こういうヘコミは厄介です、普通のヘコミのように押し戻すというよりこの『陥没』している部分を完全に整形し直すような作業をしなければなりません、歪みを残さないように仕上げるにはかなり細かく触っていかないといけません(^^;)、フチにかかっている応力を抜いてから出来るだけ塗膜肌を荒らさないようにツールでチマチマ触っていきました(笑)

プリウスドアヘコミ修復後画像1 プリウスドアヘコミ修復後画像2 after

僅かな歪みは残りましたが、ボディ色が映り込みの少ないパールホワイトという事もあって何とかまずまずの仕上がりまでもっていく事ができました、お客様のご確認をいただき無事終了です(^^;)

今回のように三角形?のようになったドアパンチヘコミは大抵の場合、苦戦します、ツールアクセスなど良い条件が揃えばまだ形にできますが、何かマイナス要因があると一気に仕上がりは悪くなります、それにしてもこのクラスのヘコミになるとかなりの衝撃だった筈です、もう『パンチ』というより『キック』のレベルです(笑)、ほんの少し気を付けてくれれば防げる損傷なのですけど・・・(^^;)

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