トヨタアクアRクォーターパネルの前フチヘコミを修復

2018年5月21日

気が付けば5月も終盤です、春ももう終わりですね、あっという間に季節が変わっていきます、例年ですとこの時期は結構作業件数が多くバタバタする事が多いのですが、今年は意外と平和です(^_^;)、ただ、その分手強く厄介な作業の比率が高い感じです、手強く厄介なヘコミであっても最終的にきちんと直れば良いのですが、ツールアクセスにも難があると完全修復は難しくなってしまいます、今回もそんなケースでした・・・。

トヨタアクア画像

クルマはトヨタのアクア、純正エアロが決まってます!、しかし、ボディ色は濃いパープルのメタリック、写り込みが鮮明な色なので僅かな歪みが残っても見え易いデントリペア的には難しいボディカラーです(^_^;)

アクアヘコミ修理作業前画像1 アクアヘコミ修理作業前画像2 before

ヘコミはリアクォーターパネルの前フチです、リアドアとの境目です、大きさは3センチ程度ですがとても深くフチの折り目からへこんでしまっています、それだけで十分厄介なのにこの位置は更にキビシイです、普通はリアクォーターにツールをアクセスする場合は荷室側面の内装を分解したり、テールランプを外しクルマの後ろ側からツールを入れるのですが、これだけ前のフチだときちんと支点をとってアクセスするのはまず難しいです、しかも、このクルマは丁度アクセス経路にシートベルトの巻き取り部分の部品がありダイレクトには入っていけません、参りました、この状況では残念ながら完全には修復できません、お客様にもその旨ご説明させていただきましたが、『今より少しでも目立たなくなるのならやって欲しい』とのご要望でしたので精一杯ガンバリました・・・。

アクアヘコミ修理作業後画像1 アクアヘコミ修理作業後画像2 after

ガンバリましたが、やはり完全修復という訳にはいきませんでした(^_^;)、深い打撃痕が完全には消しきれませんでした、でもこれで目一杯です、お客様にご確認いただいたところ喜んでいただけたのでホッと致しました、ご依頼ありがとうございました。

パネルのフチからヘコミが始まっている場合は余程の幸運に恵まれない限りはまず完全に修復する事は難しいです、フチの角度は変えられないのでどうしようもありません(^_^;)、まして今回のようにツールアクセスがし難いパネルだとかなりキビシイです、例外はFフェンダーです、Fフェンダーだけはフチでもツールがアクセスできる事が多いので何とか形にできるケースもあるのですが、それ以外のパネルは殆どうまくいきません、パネルの『フチ』は困ります・・・(^_^;)

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