いきなり雹害修理

2021年1月28日

年が明けたばかりだと思っていたら、もう1月も終盤です、コロナの猛威も収まらず神奈川県も緊急事態宣言の真っただ中です、そのせいかどうかは解かりませんが、今月は比較的平和です、作業件数も通常より若干少なめです、ただ、手間と時間が掛かる作業が多めです(^^;)・・・

お得意様の業者様から『ルーフとトランクに何カ所かのヘコミがあるから修理頼むね!』と連絡を頂いて伺ったら雹害でした(笑)

雹害車ルーフ 雹害車トランク

通常ならルーフはルーフライニング(天井の内装)を外しての作業となりますが、ヘコミの数が雹害にしては少なめ(50箇所位)でそれ程深いものもありませんでしたし、時間もなかったので(即日修復)、全部プーリング(表側から引っ張って直す技法)で対応致しました、それでも朝から始めて食事もまともに取らず休憩も無しでマシーンのように作業して気が付いたら辺りは真っ暗になってました(^^;)、高価な輸入車でしたので内装の脱着をしてキズをつけたり壊したりしたら大変なことになりますのでその辺も考慮した末にプーリングで作業する事を選択致しましたが、素直に内装を外した方が時間的には早かったかもしれません(笑)

四苦八苦しながらも何とか仕上がったので良かったですが、もう少し数が多かったり、深いヘコミがあったらプーリングでは厳しかったと思います。

日本では雹が降るのは普通は春から秋にかけてです、当然この車も最近雹被害にあったのではないと思います、実際に被害にあった時期は数か月前か下手すると数年前だったかもしれません、でも、今回のように雹害車の修理依頼は首都圏では雹が降っていない時期でもちょくちょくあります(^^;)、あくまで想像ですが、ヘコミがあっても気にならないオーナーさんだったか、または修理費の問題でそのままにして乗っていたか、そんな理由から放置されていたのではないでしょうか、そういった車が売却されてオークション査定員や中古車業者さんなどによって雹被害が発見されて修理になるのではないかと思います

色々なケースがあるので一概には言えませんが、雹害車の修復作業はきちんと仕上げるには色々な手配(応援技術者の手配・広い屋内作業場所の確保、他)をしなければならない事も多く、結構神経を使います、マネージメントが得意な方には苦にならないかもしれませんが、どちらかというと私は苦手です(^^;)、ですからお得意様の業者さんからのご依頼や同業者の作業応援はやってますが、それ以外はあまり積極的には受けていません(^^;)・・・でも雹害車修理をメインにやっていらっしゃる同業者の方も沢山いらっしゃるので丁度良いのかもしれませんね・・・(笑)

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