リアフェンダーアーチのフチはツールが入りません

2017年10月30日

まさか2週連続で週末に台風とは・・・参りました(^_^;)、通常、土日は一般のお客様からのご依頼・お問い合わせが多いのですがこの2連続台風のせいで月末2度の土日は業者様からのご依頼のみで暇した、まあ良い骨休めにはなりましたが(笑)

台風の過ぎ去った公園で・・・鳩が水飲み場から僅かに漏れ出る水を器用に飲んでいます、もう1羽の羽に模様のある方は礼儀正しく順番待ちをしていたようです、この後、交代して飲んでいました(^_^;)、何かの機会にここで水が確保できる事を学んだのでしょうが賢いですね、ウチのくま吉(黒ポメ)より賢いかも・・・(笑)

鳩水飲み

今回はポルシェ911(996)のリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

ポルシェ996

ポルシェ996デントリペア作業前画像1 ポルシェ996デントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアフェンダーのアーチ(フチ)部分です、大きさは約5センチでしかもかなりスジっぽくなっています(^_^;)、難しいヘコミですが、もう一つ厄介なのがツールアクセスです、前回もこのブログで書いていますが、リアフェンダーは2重構造です、しかも表と裏の鉄板がこのアーチ部分で合わさるのでフチに近くなればなるほどツールが入りません(^_^;)、空冷911なら楽にツールがアクセスできるのですが、水冷になってからはポルシェも普通のボディ構造になってしまったので難儀します(^_^;)、水冷911ではアクセスルートは2通りしかないのですが、幸いな事に今回はそのうちの1つで何とかヘコミまで到達できましたが、でもやはりフチの合わせ目は完全に触りきれません、何とかツールで触れる範囲でうまくバランスを取って形に致しました。

ポルシェ996デントリペア作業後画像1 ポルシェ996デントリペア作業後画像2 after

少しフチ付近に違和感は残りましたが普通に見る限りには殆ど解らないレベルまでは何とか仕上がりました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

リアフェンダーのアーチ部分に損傷を受けてしまうとツールが全くアクセスできなかったり、できてもかなり動きを制限されてしまうので綺麗に修復できないケースの方がとても多いです、ドイツ車はリアフェンダー内に『穴』がある事が多いのでそれが使えれば多少可能性があるのですが、国産車の場合はありませんので修復不可になってしまう事も決して珍しくありません(^_^;)、これがFフェンダーなら1枚構造なので何とかできる可能性も高くなるのですが・・・いずれにしてもアーチ部分は厳しいです(^_^;)

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