キズのあるヘコミのリペア(ポルシェ911)

2014年5月6日

ゴールデンウィークも最終日です、今日は季節が1ヶ月戻ったような感じの寒さでした、今年は昨年より暇で比較的平和なゴールデンウィークを過ごせました、例年通りなら一般のお客様からのお問い合わせやご依頼が結構あるのですが、今年はそこそこ休めちゃいました(^^;)・・・・喜んでいいのか微妙です(笑)

今回はポルシェ911(930)のリペアでした、ポルシェ専門店様からのご依頼です

  before

ヘコミはドアの最下部です、大きさは5センチ位で深く、打痕には傷があります、内装を分解してツールのアクセスを探ります、ドア裏側の開口部からヘコミまでは細いツールや短いツールは何とかアクセスはできます、ただ大きさも深さもそこそこあるヘコミなのでしっかり力を掛けられるツールを使いたいのですが角度が悪くうまくたどりつけません、何本かのツールを試した結果、かなりアクロバティックな体勢ですが何とかツールアクセスを確保できました、しかしヘコミは芯が深く、なかなか思ったように鋼板は変化していきません(汗)、息も絶え絶え、悪戦苦闘する事1時間!何とか形にはできました

  after

傷はもちろん消せませんがヘコミはほぼ取れたのでかなり見栄えは良くなりました
社長様にご確認をいただき無事終了です
いつもご依頼ありがとうございます。

一般的には傷のあるヘコミはデントリペアで修復してヘコミがなくなるとかなり目立たなくなります、恐らく傷は近くで見ないと解りませんが、鋼板のヘコミや歪みは離れていても角度によっては映り込む背景などで見えてしまうからだと思います、米粒のような傷でも、どうしても気になってしまう方はやはり再塗装するしかないと思いますがあえて小さな傷はDIY作業でタッチアップをして目をつぶり、ヘコミはデントリペアで修復して、新車時のオリジナル塗装を維持するというのは車にとってもお財布にとってもエコな修理法だと思うのですが・・・
私は良い選択だと思うのですが如何でしょう・・・(笑)

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