プジョーの鋼板はとても直し易かったです

2015年8月10日

週末は、東京・横浜近郊の連続猛暑記録もようやく途切れたようで、少しですが最高気温が下がったようです、確かに仕事をしている時も『殺人的な暑さ』が『メチャメチャ暑い』ぐらいに緩和されたような気がしました(^_^;)、どちらにしても暑い事には変わりませんが、でもこの少しの差が体感的には結構違います、このまま少しづつでも涼しくなってくれれば良いのですが・・・・。

今回はプジョー308のリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

プジョー306画像

輸入車の作業はやはり圧倒的にドイツ車が多いです、プジョーの作業は恐らく年に1~2回程度しかないと思います、前回はいつだったのか思い出せません(^_^;)、とにかく久しぶりです、今回作業した現行?308も勿論初めてです、昔の306あたりとは全然感じが違うのでもうエンブレムを見なければどこのメーカーのクルマか全く解りません・・・(笑)

ヘコミはドアです、かなり強烈で上部プレスラインを15センチ位ガッツリ逝っています(^_^;)、酷くスジ状に折れていないのが救いですが、これだけ損傷があるとどうしても仕上がり的には若干の歪みが残ってしまう可能性が高いです、お客様にも仕上がりの件はご説明させていただきご了承をいただきました。

プジョー306デントリペア作業前画像1 プジョー306デントリペア作業前画像2 before

例によって心配なのはツールのアクセスです、ヘコミの上部が窓枠にかなり近いのでドア内部のフレームに掛っているかどうか微妙な位置です、ツールを入れてみると何とかフレームは逃げているようです、こういった厄介なヘコミでツールのアクセスに制限があったらかなり厳しいです、少しホッとしました、まずはフチに掛っている応力を抜いていきます、ある程度応力が抜けたらツールでヘコミを触っていきます、最初のファーストタッチで鋼板の感触をいつも確かめるのですが、このクルマの鋼板はとても素直です、こちらの予想通りに変化してくれます、プレスラインのライン部分の修復もとても綺麗に変化してくれます、このクラスのヘコミの場合は伸びてしまった鋼板の処理にもかなり苦労させられるのが普通ですが、歪みも素直に散ってくれました、普通だったらかなりの作業時間が掛っても不思議はないヘコミなのですが、約1時間ぐらいでまずまずの仕上がりまでもっていけて正直なところ自分でもビックリ致しました(^_^;)

プジョー306デントリペア作業後画像1 プジョー306デントリペア作業後画像2 after

他にも下方に鋭い打撃痕のヘコミがありましたが、そちらも何とかリペアできました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

最新プジョーの鋼板特性はとても良かったです、他のモデルは解りませんが、今回の308の感触はBMWやアルファ並みかそれ以上という感じでした(あくまで私感です)、どういった理由から鋼板の特性が変わるのか全く解りません(笑)、でもこういう鋼板が増えてくれる事を祈ってます・・・。

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