他県まで出張修理

2018年12月21日

もう今年もあと10日で終わりです・・・まだ、年内にやらなければならない事が沢山残っているのですが、例年通り幾つかは年越しになるのは間違いなさそうです(^_^;)、今年の仕事納めは少し早めですが26日です、27日はご近所のお得意様に挨拶周りをして自宅のガレージの整理と掃除をして年内業務は全て終了の予定です、そこから大晦日までは毎年、家の補修や犬を風呂に入れたりと怒涛の忙しさです、仕事をしている方が楽かも・・・(笑)来週からは又寒くなるようですが、あと1週間気を引き締めてガンバリます!

今回はとても遠方まで出張修理に行ってきました・・・
昔は県内全域、都内一部もご依頼があれば伺っていたのですが、ここ数年は出張修理は基本的には横浜市・川崎市のみです、一番の理由は残念ながらもう手一杯になってしまい対応ができなくなってしまったという事ですが、他にも私は出張修理でも特に出張料や交通費などはいただいておりませんので遠くまで交通費を掛けて出張しても直せないケースで空振りになってしまうと正直なところかなりツライという事もありました(^_^;)、ですから現在では神奈川県内でも横浜・川崎以外の出張修理は以前にご依頼いただいたお客様以外は基本的にはお断り致しております、申し訳ありません(^_^;)

でも、今回は茨城県まで出張修理に出掛けてきました!
というのも、お客様から『修復費用の他に交通費・出張費など全て負担するので何とかお願いできませんか?』と仰っていただいたからです、名人でも達人でもない私のような平凡なデントリペア技術者にそこまで仰っていただいたらとても断る事なんてできません、謹んでお受けさせていただきました・・・(笑)

ポルシェ997カレラS

クルマはポルシェ911(997)カレラSとても綺麗な極上車です、わざわざ私にご連絡いただいたのはこのブログや私のホームページをご覧になってポルシェの作業数が多い事から構造を理解しているのではないかとお考えになったそうです、なるほど・・・と思いました、ポルシェは決してデントリペアの作業が難しいクルマではありません、塗膜の肌目・ツールアクセス・鋼板の特性などむしろ国産車の某車種よりやり易いと感じる程です、でも、それは確かに普段から911を作業する機会が多い為に少しづつ『経験』できたから得られた知識です、もし、911を作業する機会が殆どないのにいきなり『ポルシェ911の修復』を依頼されたら結構ビビッてしまいます(^_^;)、実際、私はあまり作業する機会のないイタリアンスーパーカーなどの依頼がたまにあるとかなり焦ります(笑)、でも911に関しては『ターボ』でさえなければ頻繁に作業するのでそれ程特別な感覚はいだきません(ターボだけは構造が特殊で厄介なのでビビります)、特にデントリペアでとても重要なツールアクセスに関しては構造を『知っている』のと『知らない』のでは結構、作業に影響がでる可能性はあります、そういう意味ではお客様のお考えもある意味正しいのかもしれません、ちょっと勉強になりました(笑)

ポルシェ997デントリペア作業前画像1 ポルシェ997デントリペア作業前画像2 before

前置きが長くなりましたが(笑)、ヘコミはFフェンダーフチのプレスライン上の2~3センチです、下から突き上げられたような形状でヘコミ上部が盛り上がっていますが、それ程酷い損傷ではありません、インナーフェンダーを一部外してタイヤを支点にして作業致しました。

ポルシェ997デントリペア作業後画像1 ポルシェ997デントリペア作業後画像2 after

作業性が良い位置でしたので比較的短時間で綺麗に修復する事ができました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ホッとしました、良かったです・・・ただ、もう一箇所あったリアクォーターのアーチ部分は残念ながらフチから損傷していて修復不可でした・・・申し訳ありません(^_^;)

移動時間と修復時間、また車談義の時間(笑)でやはり1日仕事になってしまいましたが、久しぶりに楽しい仕事と時間を過ごす事ができました、ありがとうございました、クルマ好きでフィーリングの合うお客様の仕事は本当に楽しいです!

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