何とか形になりました

2018年6月20日

昨夜のWカップのコロンビア戦は久しぶりに興奮致しました、それ程サッカーファンという訳ではありませんが、やはり日本代表の試合は特別です、正直なところ引き分けでも充分と思ってTVの前で応援しておりましたが、まさかの先制点!これはもしかしたら・・・と期待したところで同点に追いつかれガックリ(^_^;)、何とか引き分けで・・・と弱気になっていたところで日本に追加点!思わず歓声を上げてしまいました、最後のアディショナルタイムの長い事長い事(笑)ホイッスルが鳴った時には思わず1人ガッツポーズをしてしまいました、監督交代などで開幕寸前にバタバタした日本代表ですが、いい試合を見せて貰ってありがとうございました、想像できないようなプレッシャーの中で大変でしょうが、次戦も是非頑張って下さい!応援します!

今回は大きさの割にとても深いプレスラインヘコミの修復でした・・・(^_^;)

プレスラインの深いヘコミ1 プレスラインの深いヘコミ2 before

ドア上部のプレスライン上のヘコミです、大きさは4~5センチ程度ですが、メチャクチャ深いです(^_^;)、しかもまるで逆プレスライン?のようなシャープなスジまでついています、画像では解りにくいですが、ヘコミの上部は鋼板が押されてよれたようで盛り上がっています、これは難しくきびしいヘコミです、これだけ深くスジがきついと鋼板が局部的の伸びてしまうのでどうしても伸びてしまった鋼板を処理しきれず見る角度によってメラメラ?とした歪みが残ってしまう事が多いです、お客様にもその旨ご説明させていただきましたがご了承いただけたので作業開始です。

まずはヘコミのあちこちに掛かっている応力を抜いていきます、一応この状態でツールを入れて触ってみましたがやはり強烈に掛かっている応力のせいで全く鋼板が動いてくれません、このまま強引に力を掛けようとするとツールで触ったところだけが点で変化してしまい鋼板がますます伸びてしまいます、ヘコミのフチ、スジ、盛り上がった部分などの応力を丁寧に抜いていきます、これはとても地味で手間な作業ですが、仕上がりに大きく影響するので手は抜けません、応力が抜けてくると鋼板に動きが出てきます、ここからはヘコミを戻していくのですが歪みを極力残さないようにヘコミだけでなく周辺にも気を使いながらツールで触っていきます、今回は本当に歪みとの戦い?でした・・・

プレスラインの深いヘコミの修復後 after

僅かなラインの乱れと歪みは残りましたが、お客様には『歪みなんて何処にあるのか全然解らない』と喜んでいただけたので良かったです!ありがとうございました。

プレスラインに対してヘコミの打撃痕が少しずれてくれていたので助かりました、これがもろに直撃だったらもっと仕上がりは悪くなってしまったと思います、不幸中の幸いです(^_^;)、デントリペアは『修理』というより『復元』する技術なのでどうしても受けた損傷や色々な状況によって仕上がりが変わってしまいます、そこがデントリペアの最も難しいところです・・・。

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