ポルシェ964の左Rクォーターのヘコミ修復

2014年2月12日

数日前に降った大雪の落雪によるヘコミの修復についてのご依頼・お問い合わせが数件ありました、塊のようになった雪がボディを直撃するともうエクボどころでは済みません、思っている以上に酷い損傷を受けてしまいます、位置や損傷によっては修復できないケースもあります、特に降ってから数日経つと雪というより氷の塊のようになってしまう事が多いので、そうなると更に損傷が酷くなる可能性があります、充分に注意が必要です。

今回は久しぶりにポルシェ911(964)の修復でした、ポルシェ専門店様からのご依頼です。

  before

ヘコミは左リアクォーターパネルの前方部です大きさは3センチ位で比較的浅いです、しかも、左側のパネルの内部にはツールのアクセスを邪魔するようなものは何もありません、エアコンの配管が通っているぐらいなのでとても作業性が良いので助かります、もし、これが右側のパネルだったりすると状況は一変します、右側には空冷911特有のデカい金属製のオイルタンクが丁度ヘコミのある少し後方あたりにド~ンと居座っています(^^;)、外せない部品ではありませんが下手にオイルラインを緩めたりするともうネオクラシックなクルマですからオイル漏れや滲みなどの原因になりかねません、色々手はあるのですが、左側の倍は神経を使います・・・(^^;)、でも今回は楽々ツールアクセスです、パネルの曲面にあるヘコミでしたので歪みが残らないように注意致しましたがツールアクセスが良好なので短時間でリペアする事ができました。

  after

歪みが見え易いデントリペア泣かせのボディカラーでしたが、作業条件がとても良かったので綺麗に仕上がりました、社長様にご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

最近は911の作業件数も空冷よりも水冷の方が多くなってきました、だんだんと時代が変わっていっているんですね・・・空冷911に憧れたスーパーカー世代としては少々複座な心境ではありますが・・・時代の流れには逆らえません、まあ、どちらのモデルも買えないという現実は何も変わりませんので私には特に支障はありません(笑)

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