修復できなかったヘコミ・・・

2014年1月18日

デントリペアは残念ながらどんなヘコミでも完全に直せる万能の修復法ではありません(特に私の場合(^^;))、悪条件が幾つか重なってしまうと残念ながら全く直せないケースもあります、今回はまさにそんなケースでした、でも私の技術が未熟だったという可能性は否定できません、というかそれが1番の原因だったかもしれません・・・(笑)

直せなかったヘコミ1 直せなかったヘコミ2

ヘコミはドアのフチで大きさは5センチ位ですが深く、鋭い打撃痕が折り目のようにクッキリ残っています、これだけでも綺麗に修復するのはかなりキビシイ損傷度合いなのですが、追い打ちをかけるようにツールのアクセスはドアキャッチの真裏でリンケージなどが邪魔していて細いツールがかろうじて届く程度で最悪です、ドアフチのヘミングにも影響が出ていて折り目のようなスジがついて折れてしまっています、更に塗膜に少しですがクラックも入っています・・・(^^;)
お客様が寒い中、自ら内装を外しておいてくださったので完全には直せなくても何とかできる限り目立たなくできればと思い、かなり踏ん張ってみましたが、ベストなツールはアクセス出来ず使えない、ヘコミは深い、打撃痕はスジになっている、クラックはある、フチまで影響が及んでいる・・・という悪条件5つに阻まれて残念ながら手を尽くしましたが修復する事はできませんでした、大きさは半分くらいにはなったのですがスジ状の打撃痕がクッキリ残ってしまっている為、正直なところ全然直ったようには見えません・・・(^^;)、これ以上作業しているとクラックが開いてしまいそうなので残念ですが作業を中止致しました(泣)、折角ご依頼いただいたのにお客様のご期待に副えず本当に残念無念です・・・折角内装まで外してくださったのに申し訳ありませんでした。

こういうケースの時は作業後に帰宅し始めたクルマの中で後悔の波が怒涛のように押し寄せてきます・・・

『もう少しあのツールをひん曲げて入れれば何とかアクセスできたのではないか・・・』

『ツールではなくドゥーリーみたいなもので裏から叩けなかったのか・・・』

『ウィンドウレギュレーターのガイドを外せばもしかしたら・・・』

全てはあとの祭りです・・・(泣)

今日はメチャクチャ寒かったですが、
こういう時はもっとも寒さが身に沁みます・・・

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