30センチ位のドアパンチでした

2017年5月26日

良い天気が多く真夏のような日が続いていると思ったら急に曇り空ばかりになってきました、暑いのも嫌ですが湿度も苦手です、もうこのまま梅雨入りするのでしょうか・・・ベタベタ嫌ですね(笑)

今回はスバルレヴォーグのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

ヘコミは助手席ドアです、画像ではちょっと解りにくいですが、矢印でマーキングされている間、約30センチぐらいがスジ状にへこんでいます(^_^;)

スバルレヴォーグ レヴォーグドアヘコミ

レヴォーグデントリペア作業前画像1 レヴォーグデントリペア作業前画像2 before

ライトを当てると上画像のような感じです、下側のヘコミはドア内部のサイドインパクトビーム(側面からの衝突から乗員を守る鉄パイプのような部品)の真裏です(^_^;)、30センチ近く繋がっているヘコミなので深くスジ状の部分もあれば比較的浅い部分もあります、どちらにしても厄介です(笑)インパクトビームの付け根の部分にかかっているとツールアクセスに問題が出てしまう場合がありますがギリギリですがズレています、ひと安心です、とにかく最初は丁寧にスジを消していく事に集中致しました、最も苦労したのは下部のインパクトビームの辺りです、スジは薄いのですが逆アール(反ったような曲面)の位置にボヨ~ン?とへこんでいます、こういったはっきりしない形状は背景が写りこんだ時に意外と違和感が出たりする事があるので特に神経を使いました。

レヴォーグドアヘコミ2

レヴォーグデントリペア作業後画像1 レヴォーグデントリペア作業後画像2 after

残念ながら完璧とは言えません、若干の歪みは残っています、でもこれで目一杯です(^_^;)、ただ普通に見る限りは殆ど解らないとは思います・・・お客様にご確認をいただきましたが喜んでいただけたのでひと安心です、ご依頼ありがとうございました。

それにしても、最近は酷い損傷のヘコミが多いです、風の強い日が続いたせいでしょうか、凹んでしまうと少なからず鋼板は伸びてしまます、デントリペアではその伸びてしまった鋼板を何とか塗膜肌の中におさめて人間の目に違和感として感じないように細かく散らしていくのですが、今回のように広範囲にヘコミが及んでしまうとどうしても伸びた鋼板を処理しきれなくなりどこかに歪みとして見えてしまう部分で出てしまったりします、できる限り局部的に変位している部分を出さないように最大限やってはいるのですが、物理の壁には勝てません(^_^;)、デントリペアは本当に難しいです、何年やっても自分は巧いなどとは思えません、毎日が修行のようです(笑)

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