プレスラインに強烈ドアパンチ

2017年4月20日

ゴールデンウィークも近づいてだんだん連休前の納車ラッシュ?が始まりつつあるようです、中古車は勿論ですが整備や修理も何とか連休前に納車を間に合わせようと業者の皆さんも必死です・・・そういった状況のせいか毎年この時期は業者様からのご依頼がとても多いです、私はもちろんゴールデンウィークも平常営業です(笑)

今回はトヨタヴァンガードのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

トヨタヴァンガード

ヴァンガードは街では走っているのをよく見かけますが、今まで作業した記憶が殆どありません、もしかしたら初めてかもしれません(忘れているだけかもしれませんが)私の愛車RAV4とは兄弟車なのですが、よくよく見ると外装にはメッキパーツが増えていますし、内装も豪華です、やはり高いだけの事はあります・・・でも、いいんです私は簡素でシンプルなのが好きなんです(笑)

ヴァンガードデントリペア作業前画像1 ヴァンガードデントリペア作業前画像2 before

ヘコミは助手席ドア上部のプレスライン上です、ラインと直角に交差するようにガッツリ逝ってます、しかも深く折り目のようなスジ状の打撃痕が・・・更にボディ色は僅かな歪みも目立つ黒!(^_^;)、かなり難しいリペアです、お客様には若干の歪みが残る可能性をご説明させていただきましたがご了承いただけたので全力で作業開始です

こういったプレスラインを潰した深いヘコミの場合は焦りは禁物です、強引な力技に出るとますます鋼板が局部的に伸びてしまい仕上がりに影響がでてしまいます、ヘコミのフチに掛った応力を抜きながら少しづつ変化させていきます、鋼板に動きが出てくればこっちのものです、一気に歪みを散らして仕上げていきます、今回はボディ色が黒でしたので塗膜肌を粗さないように慎重に作業致しました。

ヴァンガードデントリペア作業後画像1 ヴァンガードデントリペア作業後画像2 after

適したツールがしっかりとアクセスできる位置でしたので、殆ど歪みも残さずリペアする事ができました、お客様にも喜んでいただけたので安心致しました、ご依頼ありがとうございました。

暖かくなりはじめてからドアパンチの修復依頼がとても多いです、季節の変り目なので大気が不安定になり易く強風が吹きやすい事も要因かもしれません、今回のように深くスジ状のヘコミになってしまうと綺麗に修復するにはツールアクセスが良好な事が必須条件です、これがパネルのフチなど適したツールがきちんとアクセスできない位置だったりすると綺麗に仕上げる事が難しくなります、ドアパンチは駐車場所などをちょっと注意すればかなり防ぐ事ができます、特に強風の日は酷いドアパンチをもらってしまう事が多いので十分に注意なさって下さい。

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