プレスラインのデントリペアについて

2017年3月26日

先週前半は比較的平和な日々が多かったのですが、この週末はいきなりバタバタ致しました(^_^;)、しかも3月末とは思えないとんでもない寒さ!箱根や富士方面では積雪の為、通行止めやチェーン規制が出ていたみたいです・・・スタッドレスタイヤから夏タイヤに先週履き替えた途端に積雪(^_^;)・・・今年は一度も雪遊びに行けなかったです・・・残念(笑)

今回は一般のお客様から最近お問い合わせが多いプレスラインのヘコミについてです

『プレスラインのヘコミって綺麗に直りますか?』

というお問い合わせが結構多いのですが、いつも何と答えたらいいのか一瞬戸惑います、実車を拝見するか画像でもあればある程度精度の高いお答えができるのですが、電話やメールの文章だけではなかなか正確にお答えするのは難しいです、本当なら『もちろん直ります!』と胸を張って答えたいところなのですが、実際、綺麗に直るもの、直らないもの、そこそこ直るもの、様々なケースがあります。

プレスラインヘコミ作業前1 プレスラインヘコミ作業前2 before

上の画像は先日に作業した助手席ドアのプレスライン上のヘコミですが、大きさは7~8センチ程度で少しスジ状になってはいますが、それ程深いヘコミではありません、そしてプレスラインの折り目の形状が『浅く』尖ったような角度ではありません、更にラッキーだったのはツールのアクセスが抜群に良かった事です、このように良い条件が揃うと・・・

プレスラインヘコミ作業後1 プレスラインヘコミ作業後2 after

綺麗に修復できます、画像のヘコミはラインの乱れや歪みも殆ど残らず、良い仕上がりまで持っていく事ができました、では、いつでもそうかというと残念ながらいつもではありません、悪い条件が1つでもあれば仕上がりにも影響がでます、特に今回のような角度の浅いプレスラインではなくてBMWなどに多い反り返ったような尖がった形状のプレスラインだと条件次第で仕上がりは大きく変ってしまうケースが多いです、また、プレスラインの修復ではツールのアクセスが良好である事も必須条件です、正確で繊細なコントロールができない状況では損傷を受けたラインを綺麗に修復するのは難しいです

では冒頭の『プレスラインのヘコミって綺麗に直りますか?』というご質問の回答は・・・

答『ケースバイケースです』(^_^;)

すいません!全然答えになっていませんね
でも、あくまで私の技術レベルでの話です、名人・達人は除くです(笑)

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