ポルシェ911の直せない位置

2014年1月12日

10日も過ぎて何とか正月気分も完全にぬけて現実モードにやっと切り換える事ができました(^_^;)、いつものペースに戻り気合を入れ直して何とか仕事しています、でも、やっぱり年末・正月が恋しいと思うのは怠け者だからでしょうか・・・(笑)

今回はポルシェ911(964)カレラのリペアでした、ポルシェ専門店様からのご依頼です。

  before

ヘコミはリアフェンダーとエンジンフードの境の後端部分しかもカドでフチです、最悪です(^_^;)、964は最もリペアする機会が多いポルシェですが、この位置のリペアは基本的には不可能です、過去にも何度かトライしてみましたが、やはりどうやってもツールがアクセスできません、今回も絶望的です(^_^;)、しかし社長様からは多少でもいいから何とか目立たなくして欲しいとの強いご要望をいただきましたので今回に限りマル秘?の裏ワザを使う事に致しました、この裏技は正直なところあまり使いたくないというのが本音です、何故かというと失敗する可能性もあるからです(^^;)、今回は『それでもやってみて』というご了承が頂けたのでかなりビビりながらトライ致しました・・・腰痛に苦しみながら悪戦苦闘する事約2時間、何とか目立たなくする事はできました。

  after

パネルのフチからヘコミがはじまって折り目の角度が変位しているのでどんなマル秘の裏ワザを使おうが残念ながらフチのラインを完璧に戻すことはできません(^_^;)、フチに近い部分のラインに若干の違和感は残っていますが、これで精一杯です!でもヘコミは大部分取れたので最初に比べればかなり目立たなくはなりました、この位置だと知らなけない人が見れば気が付かないかもしれません(多分)、社長様にご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

ちなみにどの型の911でもこの位置がへこんでしまったら正直なところお手上げです(^_^;)、ヘコミの修復は基本的にはできませんのでご理解下さい、今回はたまたま上手くいっただけで次は恐らく失敗しますので、くれぐれも宜しくお願い致します・・・(笑)

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