プレスラインのキツ~いヘコミ

2013年12月18日

今年もあと僅かです、寒さが身に染みるようになってきて冬が大好きの私でも作業中は暖かい季節がちょっと恋しいなぁ~なんて思うようになってきました、でも良い年を迎えられるようあと少し気を引き締めて頑張ります!

今回はプレスラインの厳しいリペアでした、車はホンダフリード、一般のお客様からのご依頼です。

  before

ヘコミは助手席ドアのプレスライン上で大きさは約20センチ、しかも深く鋭くへこんでいます(^_^;)、ここまでガッツリプレスラインを潰してしまうと、仕上がりはどうしても若干の歪みが残る事は避けられません、その旨を予めお客様にご説明させていただきご了承をいただけたのでリペア開始です、この部分は窓枠の隙間からツールを入れてもアクセス可能ですが、ここまで損傷が酷いとそれでは力を掛けきれないので内張りを外して力の掛かるツールでヘコミを触っていきます、必要以上に鋼板を伸ばしてしまわないように的確な場所に確実に力を掛けて少しづつ鋼板を変化させて戻していきます、悪戦苦闘する事約2時間、若干のプレスラインの歪みと傷が残っていますが何とか形にはなりました(^_^;)

  after

お客様のご確認をいただき無事終了です
ご依頼ありがとうございました。

今回のようにプレスラインを激しく損傷するヘコミの場合はツールのアクセスなどの状況によっても違いますが、仕上がりはどうしても『若干の歪み』が残ってしまう場合が多いです、その『若干の歪み』を許容できるかどうかが、デントリペアか板金塗装のどちらの修理を選択するかの分かれ目になるような気がします、作業前に仕上がりについては充分にご説明させていただいているのですが、『若干の歪み』というのがどれ位なのかを表現する事がとても難しいです(^_^;)

私『斜めから見た時に少し、映り込みが乱れるような歪みが残ると思います』
お客様『・・・少しってどの位?』
私『え~っと、若干ユラユラとした感じで映り込みが歪んで見えると思います・・・』
お客様『・・・ユラユラってどんな感じ?』
私『・・・・・(^_^;)』

こんな感じです、微妙な『歪み』をどうやって表現していいのか解りません、国語力とボキャブラリーの無さをいつも痛感しています(笑)

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