ルーフサイドのデントリペア

2016年11月19日

寒くなったり、雨だったり、また暖かくなったりと天気がめまぐるしく変わります、オジサンは環境の急な変化に弱いです(笑)、おかげで何だか少し風邪気味です、例年通りならこれから更に忙しくなる時期なので風邪などひいている暇はありません、葛根湯飲んで早く治さないと・・・(笑)

今回はスズキハスラーのリペアでした、中古車業者様からのご依頼です。

スズキハスラー

スズキハスラーデントリペア作業前画像1 スズキハスラーデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはルーフサイド(天井とドアの間の部分)です、3センチくらいのが2つ連なっています、それ程深いヘコミではないのですが、2つが近すぎて歪みがお互いに影響し合っています、本来ならツールで細かく歪みを散らしていかなければならないのですが、位置がルーフサイドなので普通は内部がフレームになっているのでツールがアクセスできないケースが多いです、最初にヘコミの位置を聞いた時はプーリング(表側から引っ張って直す技法)で対応するしかないかなと考えておりましたが、まさか2つが連なっているとは・・・(^_^;)、どうしようかと考えていたらアシストグリップ(室内についている乗員が体を支える為の部品)がヘコミから少しオフセットした位置についています、もしや・・・と思い外してみたら何とかギリギリですがそこからツールがヘコミまで到達できます(嬉)、細いツールしか入りませんがそれ程深いヘコミではないのでプーリングで対応するよりずっと仕上がりは良くなります、歪みを散らすのに少し時間はかかりましたがまずまず綺麗にリペアできました。

スズキハスラーデントリペア作業後画像1 スズキハスラーデントリペア作業後画像2 after

担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

ルーフサイドのリペアの場合はツールがアクセスできないケースがとても多いです、そうなるとプーリングで対応する事になるのですが、浅い単純な形状のヘコミなら良いのですが、深かったり、鋭角な打撃痕が残っていたり複雑な形状のヘコミだと仕上がりはどうしても悪くなります、今回のようにヘコミが連なってしまっている場合などもそうです、ルーフサイドで最も多いのがルーフの洗車時にサイド部分に手をついて凹ませてしまうケースです、その場合大抵が凹むと思わないで手をついているので何箇所も連なっている事が結構あります、ルーフを洗車する際は決して手をついて体重をかけたりしないでください、くれぐれもご注意を!

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