ポルシェ993のドア縦スジヘコミのデントリペア

2016年8月18日

台風が去った後はまた猛烈な暑さが戻ってきました、特に今日は湿度が高くジメジメしていてまるでサウナにでも入っているような感じでした(^_^;)、気温が高く日差しが強い時も勿論ツライですが、ジメジメで暑いのも同じ位ツライですね、要するにどっちにしてもこの時期はツライという事です・・・(笑)

今回はポルシェ911(993)のリペアでした、ポルシェのメンテナンスガレージ様からのご依頼です。

ポルシェ993

久しぶりの993です、ここ数年は911のリペアの中では最も依頼数が少ないのが993かもしれません(991を除く)、やはり空冷911最終型なのでコレクターズアイテムのようになっているのでしょうか?初めて993を見た時はナローからの伝統だったライトの形状が変わり???と思いましたが、今見るとこのライト形状はクラッシックと進化を絶妙にバランスしている感じがとてもいいと思います、この993があったから水冷911への移行がスムーズにできたのでしょうね、色々な意味で価値の高いモデルです

ポルシェ993デントリペア作業前画像1 ポルシェ993デントリペア作業前画像2 before

そんな993のヘコミはドアノブの前で縦スジ約5センチのドアパンチといった感じです、スジ状になってはいますが、浅いです、しかもドアノブより低い位置なので内部には補強板があります、普通のクルマならヘコミの裏側に補強板があると作業性が悪くなる場合もあるのですが、空冷911の場合は逆にこの補強板が裏にあってくれた方がツールの支点に利用できて助かる事の方が多いです、今回もこの補強板のお蔭で内装も分解せずにツールアクセスができて比較的短時間でのリペアができました。

ポルシェ993デントリペア作業後画像1 ポルシェ993デントリペア作業後画像2 after

浅いスジでしたので綺麗に仕上げる事ができました、社長様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

街中でも993が走っているのを目にする機会はメッキリ減ったように感じます、これより古い930や964の方がどちらかと言えば走っている台数は多いように思います、今後はますます希少性が上がって取引相場もとんでもなく上がっていくのでしょうね・・・ますます手の届かないところに行ってしまうような気がして少し寂しいです・・・最初から手が届く要素は全くなかったのですが(笑)

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