ボクスターのFフェンダーアーチヘコミを修復

2016年4月7日

先月末あたりから少しづつ作業依頼が増えてきています(^_^;)、毎年4,5月は年間で最も忙しい時期です、まず第一波はこれからゴールデンウィーク前までです、連休前に納車を間に合わせようとする業者様からの作業依頼が急増するのが毎年のパターンです、あまり特定の時期に集中すると老化が進行しているカラダにはキツイです(^_^;)、今年は何とか分散しますように・・・(笑)

今回はポルシェボクスターのリペアでした、ポルシェ専門店様からのご依頼です。

ポルシェボクスター

今年に入ってからはボクスターの作業が多いです、今回は現行型981です(多分)、初期型は少し550スパイダー風のレトロな雰囲気も漂わせていると個人的には感じていたのですが、981になってシャープなフォルムになりとてもスタイリッシュになったと思います、どの角度から見ても現代的でカッコいいです!きっと走りも最高でしょうね、勿論、私は乗った事はありません(笑)

そんな981ボクスターですが、ちょっと珍しいヘコミのリペアでした・・・

ポルシェボクスターデントリペア作業前画像1 ポルシェボクスターデントリペア作業前画像2 before

Fフェンダーのアーチ部分ですが、無数の小さいヘコミが連なって波打ったようになっています(^_^;)、こんなのは初めて見ました、同じ位置にドアパンチを連打されたケースは過去に何度もありましたが、これはFフェンダーなので位置的にドアパンチの連打とはあまり思えません??一体どうしてこんな事になってしまったのでしょう?想像もつきませんが・・・、経験的に言ってこういうヘコミは手強いです、しかもシャープなプレスラインにも若干の歪みが発生しているのでラインを綺麗に修復して違和感なく仕上げるにはミリ単位の繊細なツールコントロールが必須です、ツールアクセスが良好なのは救いでしたが、想像通りとても難しい作業でした。

ポルシェボクスターデントリペア作業後画像1 ポルシェボクスターデントリペア作業後画像2 after

時間は掛りましたが、何とか形にする事ができました、担当者様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

それにしても今回は珍しい形状のヘコミでした、こういう場合本当は凹んだ原因を正確に知る事ができればどういう風に力が掛ったのかなどが解るので今後の作業に活かせるのですが・・・色々考えてみましたが全然解りませんでした・・・謎です(笑)

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