初めて作業するクルマは構造が解らず苦戦します

2016年3月7日

先週末は作業依頼が集中して少しバタバタしてました(^^;)、毎年、この時期くらいからだんだんとご依頼数が増えて忙しくなってきます、気温の上昇と仕事量が比例していく感じです(^_^;)、どうしてそうなるのか・・・いくら考えてもサッパリ解りません(笑)

今回はルノートィンゴのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

ルノートィンゴ

ルノートィンゴGTです、もちろん作業するのは初めてです、自分の中ではトィンゴというとヘッドライトが丸メガネのようだった可愛らしいクルマしか頭に浮かんできません(^_^;)、こんなスタイリッシュなホットハッチになっていたのですね、全然知りませんでした、コンパクトでいかにも軽快に走りそうな感じで昔のスターレットやシティをふと思い出してしまいました・・・古いですね(笑)

ルノートィンゴデントリペア作業前画像1 ルノートィンゴデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアのクォーターパネル(リアタイヤの上部のパネル)です、大きさは3~4センチで一般的に『エクボ』と言われるような感じです、ツールさえアクセスできれば問題なくリペアできるヘコミです・・・が、そうそう世の中甘くはありませんでした(笑)、リア側面の内張り(カーペット)をめくって開口部から内部に手を突っ込み探ってみると、ヘコミの裏側には折り返しような鋼板が数センチ突き出していて、ダイレクトにヘコミを触る事ができません、しかも内部は防錆用のグリスがタップリと塗布してあって少し手を入れただけで手のひらも甲もグリスだらけに(^_^;)、色々試行錯誤致しましたが、結局、内部に手を突っ込んで短いツールを何とかすべり込ませてチマチマ?作業するしかありません、幸いな事に酷いヘコミではなかったので何とかリペアする事ができました。

ルノートィンゴデントリペア作業後画像1 ルノートィンゴデントリペア作業後画像2 after

手は擦り傷だらけ、グリスだらけになりましたが(^_^;)、何とか綺麗に仕上がりました、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

バブルのあたりまでは国産車にも今回のトィンゴGTのようなホットハッチと呼ばれるコンパクトで軽量、そしてリーズナブル、しかも元気よくガンガン走れるクルマが沢山あったのですが、最近はちょっと少なくなってしまって寂しいです、ヨーロッパでは最近、魅力あるコンパクトホットハッチのニューカーがどんどん発売されていますし、そろそろ国産車もこのクラスが盛り上がっていっても良いと思うのですが・・・手始めに来年WRCに復帰するトヨタが『スターレットを復活!』なんて事にならないですかね、遠い昔、KP61スターレットのTVCM『オべ・アンダーソン、悪魔の峠をスターレットで攻める』のカッコ良さには本当に痺れました・・・
KP61が新車で売っていた頃ですから・・・30年位前ですか・・・(笑)

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