かなり強烈にスジ状になってました

2015年10月19日

先週末は珍しく平和(暇)でした、もう10月も気が付くと折り返しました、ちょっと頑張らないとまずいかも・・・(^_^;)

今回はマセラティのリペアでした、業者様からのご依頼です。

実はマセラティの何と言うタイプなのか解りません、エンブレムがついていませんので・・・(^_^;)、恐らくグランスポーツではないかと思うのですが・・・、マセラティなど今まで1回しか作業した事はありませんし、全く縁のないクルマなので正直なところ全然知識がありません(笑)、でもイタリアンスポーツらしく流れるようなボディラインは素敵です!

マセラッティグランスポーツ

マセラティデントリペア作業前画像1 マセラティデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはFフェンダーです、大きさは4~5センチでかなり強烈にスジ状に凹んでしまっています(^_^;)、手強いヘコミです、それでもFフェンダーなので適したツールをアクセスできるところが救いですが、これが使えるツールが限られるような位置だと修復はかなりキビシイです、ヘコミのフチに応力が掛っていますのでまずはそれを解放してやります、うまく応力が抜けてくると鋼板に動きが出てきます、このプロセスはとても大事です、ここで焦って強引に攻めると仕上がりに大きく影響します、次はツールの先端を面接点になるようアダフターを装着して粗出ししていきます、ここが作業のキモ?です、鋼板を必要以上に伸ばさないように調整しながらヘコミを押し戻していきます、神経を使う作業です、最後にスジを消していきます、ツールの先端を尖ったアダフターに交換してミリ単位で塗膜の肌と相談しながらスジを触っていきます、正確にスジだけを触っていかなければならないので繊細なツールコントロールが必須です、作業時間約1時間、何とか形にできました。

マセラティデントリペア作業後画像1 マセラティデントリペア作業後画像2 after

鋼板の動きがとても素直で直しやすい特性でしたので、殆どスジも残らずまずまず綺麗に仕上がりました、担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

今回はFフェンダーがアルミではなく普通の鋼板でしたので何とかなりましたが、これがもしアルミだったらもっと仕上がりは悪くなっていたと思います、最近のクルマは軽量化の為に結構あちこちのパネルにアルミを使っています(^_^;)、どんどんやりにくくなっていきます・・・(笑)

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