引っ張って直すしか手がありませんでした

2015年4月11日

何だか4月とは思えないような気候が続いていますが、2,3日前から、急にお問い合わせ・ご依頼が増えてきました(^_^;)、月初はかなり平和(暇)だったのですが・・・、そういえば普通?の方はもうすぐゴールデンウィークですね、私の場合、ここ数年はゴールデンウィークが近くなってくるにつれてご依頼・お問い合わせが多くなり忙しくなるのがパターンです、もしかしたらそろそろかもしれません(^_^;)・・・GW中は私は殆ど休まずに仕事をしてます・・・毎年のことなのでもう慣れました(笑)。

今回はトヨタセルシオのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

トヨタセルシオ画像

トヨタセルシオデントリペア作業前画像1 トヨタセルシオデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはルーフ(天井)の最後部でリアガラスとの境目から数センチの位置です、大きさは約4センチでそれ程深いヘコミではありません、問題なのはヘコミのある位置です、この位置ですとまず間違いなくフレームにかかっていますし、通常の技法(ツールで押し戻す)で修復するには天井の内装を全部外さなければなりません、こういった高級車の天井内装をバラすのは結構大変な作業です、しかもツメやクリップを破損させたり天井の内装にシワが入ったりするリスクもあります、できればやりたくありません(笑)、お客様とも相談した結果、プーリング(表側から引っ張って直す技法)でリペアする事に致しました、幸いな事にスジになっていたり鋭く深いヘコミではなかったので何度か引っ張っては叩いて修正を繰り返したらまずまずの仕上がりまでもっていけました。

トヨタセルシオデントリペア作業後画像1 トヨタセルシオデントリペア作業後画像2 after

お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

ルーフ(天井)のヘコミの修復は厄介なケースが多いです、今回はプーリングで何とかリペアできたので良かったですが、もっと深いヘコミだったりスジっぽく折り目のようになっていたら綺麗には直せなかったと思います、ミニバンや高級車のルーフ(天井)の場合はヘコミの形状・大きさ・深さ・位置によっては一般のお客様からはリペアをお受けできない事もございます、ルーフのヘコミには充分注意して下さい。

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