曲面のリペアは大変です

2014年11月15日

朝晩の冷え込みが益々厳しくなってきました、特に朝は布団から出るのがツライです、つい1か月前までは暑い暑い!と騒いでいたんですが、もう夏の暑さはすっかり忘れてしまいました、これからは外仕事はどんどん厳しくなります、もうインナー(モモヒキ)の準備は万端ですがギリギリまで導入は我慢してます・・・深い意味はありません(笑)

今回はS2000のリペアでした、業者様からのご依頼です

ホンダS2000画像

ホンダS2000デントリペア作業前画像1 ホンダS2000デントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアクォーターパネルで大きさは10センチ近くあります、しかもパネルにアール(曲面)がある位置なのでかなり厄介です、スジっぽい折り目や鋭い打撃痕がないのが救いですが手強いヘコミである事に変わりはありません、こういった手強いヘコミはツールアクセスが最も重要なのですが・・・今回はあまり良い状況ではありません(^_^;)一応アクセスはできるのですが内部の補強版みたいなのがツールの動きをかなり制限しています、何本ものツールを押したり捻ったりしながら何とか作業しました、曲面だった為に歪みを取るのにかなり苦労致しましたが(いつもの事ですが・・・)、何とか形にする事ができました

S2000デントリペア作業後画像1 S2000デントリペア作業後画像2 after

担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

ヘコミを修復する場合、小さいより大きい方が、平面より曲面の方が、浅いより深い方が、当たり前の事ですが難しく大変です、特に曲面の場合は厄介です、曲面になると立体になりパネル剛性が格段に高くなります、その剛性が高い部分がへこんでいるので平面にあるよりもかなり頑固なヘコミになります、言い換えれば簡単には変化してくれないヘコミだという事です、そのまま強引に押し戻そうとするとヘコミ自体は変化せずに局部的に変化して塗膜肌が荒れた上に歪みも酷くなってしまいます、そうならない為には応力が掛っている場所をよく見極めた上で確実に応力を解放してからヘコミを触っていく事が重要です、しかし、これが中々難しいんです、しっかりヘコミ様の気持ちや事情を把握してあげないと分り合う?事は難しいです・・・時には分り合えずにフラれる事もモチロンあります・・・・(笑)

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