リアフェンダーのアーチ部分のリペア

2014年10月15日

昨日はとても良い天気でまるで季節が戻ったかのような暖かい1日でしたが、今日は雨で少し寒いくらいです、こういう気温の変化に最近は齢のせいか対応力が弱くなったように感じます(^_^;)、気をつけないとすぐ風邪をひいたり体調を崩したりします・・・軟弱なオジサンです(笑)

今回はハイエースのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です

ハイエース画像

ハイエースデントリペア作業前画像1 ハイエースデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアフェンダーのアーチ部分で横に擦ったような形状で大きさは5センチ位です、打撃痕は折り目のようなスジ状で残っている上にプレスラインにも掛かってしまっています(^_^;)、更に困ってしまうのはこの位置は袋形状になっていて、しかも表側と裏側の鋼板に殆ど隙間が無いところなのでツールのアクセスが困難です、内装を分解して何とかツールをアクセスできる隙間がないかをチェックしようと思ったのですが、お仕事に使われているお車で内部は荷物を積む為の棚を自作なさっていてそれが車にしっかり固定されています、それを降ろすのはかなりの手間だという事なので内装を分解するのは断念致しました、残された手はまたもやプーリング(表側から引っ張って直す技法)しかありませんが、このようにスジになってしまっている場合はプーリングでは完全にスジを消す事ができません、その旨をお客様にご了承いただき作業致しました、できる限りヘコミを叩いて開くようにして鋼板を動き易くしてから、何度も引っ張ってはポンチで修正を繰り返し何とか形に致しました。

ハイエースデントリペア作業後画像1 ハイエースデントリペア作業後画像2 after

出来る限りスジ状の打撃痕を消すように努力したのですが、やはり折り目のようなスジの痕跡は若干残っています(^_^;)、でもプーリングではこれが限界です、お客様には『充分OK!ですよ』と仰っていただけたので良かったです、ご依頼ありがとうございました。

最近はどういう訳かツールが入らずプーリングで修理というケースがかなり多いような気がします、続く時は続くものですね、無い時は1ヶ月以上プーリングでの作業はしない事もあるのですが・・・・

ツールで直す場合であれプーリングであれ、最終的にお客様がご満足いただけるレベルまで修復できれば別に構わないのですが、いつもそう巧くいくとは限りません・・・(笑)

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