プーリングでルーフのヘコミを修復

2014年10月10日

今日は仕事は午後からで午前中はゆっくりしてます(笑)、8日の月食を自宅のベランダからノンビリ眺めながら撮影してみました、携帯では全く写らないので妻のデジカメを借りたら何とか撮れました・・・
少しづつ月が欠けていくのが辛うじて写っています、少しコツも掴めてきて、さぁこれから・・・・と思ったら雲に隠れてしまいました・・・ 次に姿を現した時は全てが終わっておりました・・・(泣)

月食1 月食1

月食2 月食2

まぁ久しぶりに秋の夜空を見ながら気持ち良い風に吹かれる事ができたので良しとします、それにしても写真を撮るのって本当に難しいですね(笑)

今回はBMW3シリーズのリペアでした、業者様からのご依頼です

BMW335画像

BMW335デントリペア作業前画像1 BMW335デントリペア作業前画像2 before

ヘコミはルーフ(天井)のほぼど真ん中です、大きさは3センチ程度ですが、少し打撃痕鋭く残ってしまっています、ヘコミ自体は特にリペア上問題になるような形状ではないのですが、問題なのはどうやってツールをアクセスするかです、通常ならルーフライニング(天井の内装)を外して作業するのがベストなのですが、ルーフライニングを外すのはかなり手間の掛る作業です、正直なところヘコミの修復料金より全然高い脱着工賃が掛ってしまいます、しかもこの車サンルーフ付ですので更に厄介です、担当者様と色々ご相談させていただいた結果、プーリング(表側から引っ張って直す技法)で修理する事となりました、BMWの鋼板は素直でよく動いてくれるのでプーリングでもかなり綺麗に修復できます、ただし米粒くらいの打撃痕はプーリングでは取りきれないので残ってしまいますが、普通に見たくらいではまず解らないと思います

ボディ色が黒系なので僅かな歪みでも見え易いので、不必要に鋼板を伸ばさないように注意してリペア致しました

BMW335デントリペア作業後画像1 BMW335デントリペア作業後画像2 after

画像にもうっすら写っていますが、近くで見ると飛び石が当たったような米粒大の打撃痕が若干残っています、これがプーリングの限界です、でもヘコミや歪みは取れたのでライトを消してしまうと必死に探さない限りはまず解りません、コストを考えると良い選択だったと思います

担当者様のご確認をいただき無事終了です、いつもご依頼ありがとうございます。

内装を分解すると固定の為のクリップが割れたり、ツメが折れたりするリスクはどうしても避けられません、特にルーフの場合は各ピラーも全部ばらさなければなりませんから・・・その辺を考えると内装の分解をせずにプーリングである程度直すという選択をするのも十分に意味があると思います、もちろんお財布的にも随分と違ってきますし・・・(笑)

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