ボンネットのフチのリペア(BMWZ4)

2014年9月7日

昨晩は物凄い天気でした、雨も激しく降ってましたが、雷がずっとゴロゴロ鳴りっぱなし、稲妻の光がカメラの連写フラッシュのようになっていました、普段は滅多な事では驚いたりビビったりしないくま吉(黒ポメ)も今回はかなりビビってました(笑)

今回はBMW Z4のリペアでした、一般のお客様からのご依頼です

BMW Z4画像

BMW Z4デントリペア作業前画像1 BMW Z4デントリペア作業前画像2 before

ヘコミはボンネットのフチに近い位置で大きさは3センチ位ですが、少しスジっぽくなっています、普通の鋼板なら何も問題はないのですが、この車はアルミボンネットです、アルミボンネットは鋼板のものに比べるとリペアの難易度がぐっと上がります、文章で説明するのは難しいのですが、鋼板より硬く、そして変化の仕方が急激です、また一度クセがついてしまうと簡単には戻りません、ですからアルミパネルのリペアの場合は特に神経を使います、しかも今回はヘコミが骨(フレーム)の中に入ってしまっていて太いツールが入りません、ハンドツールという細いツールを骨の隙間からすべり込ませてヘコミまでアクセスするしかありません、本当は面接点になるようなアダフターを装着できるツールを使って触っていきたいのですが・・・仕方ありません、少しミスをしただけでもリカバリーが大変なので少しづつ慎重に作業致しました、ある程度仕上がってからも色々な方向から見て歪みが残っていないかどうかを確認致しました、少し時間は掛りましたが何とか綺麗にリペアできました。

BMW Z4デントリペア作業後画像1 BMW Z4デントリペア作業後画像2 after

お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

最新の車は色々なところにアルミパネルが使われているので結構苦労します、しかも昔はアルミパネルと言えば高価なスポーツカーだけに使われている場合が殆どだったのですが、最近は燃費向上の為に軽量化が重要なせいかエコカーと呼ばれるような車や高級サルーンでもあちこちにアルミパネルが使われています、そうとは知らずに作業を始めると『何か、このパネルの感触は変だなぁ??』と感じて慌てて磁石を持ってくるとアルミパネルだったという事もちょくちょくあります(^_^;)、これからは更に新素材がどんどん開発されて車の色々な場所に使われていくのでしょうね・・・仕事がますますやりづらくなりそうです・・(笑)

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