小さくても深いヘコミのリペアは結構大変です

2014年8月30日

もう8月も終盤、夏も終わりが近づいているような感じです、今朝は涼しくて犬の散歩が気持ちよかったです、路面は未明まで降っていた雨で濡れていましたが、さわやかな風が吹いていて秋が近くまできている感じがしました、秋は大好きです、今からウキウキしてきます(笑)

今回はホンダFITのリペアです、業者様からのご依頼です

ホンダFIT画像

ホンダFITデントリペア作業前画像1 ホンダFITデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはドア中央部より若干下で大きさは約3センチですが、芯が深いです、これくらいなら簡単だと思われるかもしれませんが、実際はそうでもありません、パッと見た感じ解らなくなる程度まで修復するのは確かにそれ程大変ではありませんが、背景などを写しこんだ状態でも歪みなどを残さないように仕上げるのは結構大変です、特に軽自動車やスバル・ホンダ車の場合、特に新型FITは何台も作業しましたが、もの凄く鋼板が軟らかい感じがします(あくまで感覚ですが)鋼板が軟らかすぎると折り目のようにスジ状になったヘコミや打撃痕が鋭く深い場合などは鋼板が部分伸びしてしまって歪みやヘコミの芯のような部分がとりきれない事があります、今回も苦労しました、塗膜肌を荒らさず、違和感なく仕上げるのに結構神経を使いました、大きさの割に時間は掛りましたが良い仕上がりまでもっていく事ができました

ホンダFITデントリペア作業後画像1 ホンダFITデントリペア作業後画像2 after

担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

ヘコミの修復の難易度は鋼板の伸び具合にかなり左右されます、小さくても局部的に鋼板が激しく伸びてしまうと、その処理が大変です、一度伸びてしまった鋼板は元には戻らないので、その伸びた鋼板をいかに人間の目に見えなくできるかがリペアの仕上がりの『鍵』です、とはいっても物理の壁がある以上は当然限界はあります、それでも何とか形にするのが技術なのですが、実際にはヘコミの形状・深さ以外の条件(ツールのアクセス、他)によっても仕上がりは大きく左右されます、そこがデントリペアという技術の難しいところですね。

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