分断されたヘコミ

2020年6月22日

緊急事態宣言が解除されたからといって急に平常通りの仕事にはやはり戻らないですね、今月も作業件数は少なめです(^^;)、ただ、件数が少ない分、大きなヘコミ、厄介なヘコミ、酷いヘコミなど手間と時間が掛かる作業が多くあまりノンビリは出来ないというのが現状です(笑)、でも、件数が少ない分をカバーしてくれるので有難いと思わないといけないですね(^^;)

今回もそんな作業の一つでした、リアゲート下方にできた10センチ位のヘコミだったのですが・・・

リアゲート下方10センチヘコミ リアゲート下方10センチヘコミ2 before

それ程深くはないヘコミなのですが、何だか変です?ヘコミの真ん中付近がスジ状に盛り上がってしまっています、しかもかなり鋭角です(^^;)、始めは必殺?『DIYデントリペア』かと思ったのですが、内装を分解してすぐに理由が解かりました・・・

リアゲート補強板

上の画像は内装を外して内側の開口部からヘコミの裏側を撮ったものですが、補強板がデ~ンと居座っています、そして位置はヘコミの真ん中を分断するように縦に張り付いています、出っ張りスジの原因はコレでした、何かの力が掛かった部分は本来なら全て凹む筈だったのでが、この補強板が裏でパネルを支えている為にこの部分は逆にパネルを裏から押すような状況になり、ヘコミを分断するように出っ張ったスジを作ってしまったようです(^^;)

修復する面積が減って良かったじゃないか!なんて声が聞こえてきそうですが、全くその逆です、DIYデントリペアの後始末と同じようにヘコミの中に『山脈』が出来てしまって更に鋼板は伸びてしまいました、これによってこの伸びてしまった鋼板を何とか歪みとして残らないように調整しなければなりません、その手間は何もなかった場合に比べたら倍以上かもしれません(^^;)

リアゲート下方10センチヘコミ作業後 リアゲート下方10センチヘコミ作業後2 after

何とか形にはなりましたが、一番凸になっていた1センチぐらいの部分は若干スジの痕跡が残ってしまいました(^^;)、でも、これで精一杯でした・・・、でもお客様のご確認いただいたところ『全然解からない!』と喜んでくださったのでホッと一安心です。

最近のクルマの場合、パネルの肉厚が薄くなっている分、ペコペコにならないよう反力を確保する為にリアゲートの内部には必ず補強板が入っています、DIYデントリペア作業もしていないのにヘコミの中に出っ張りやスジがある場合は殆どが補強板のせいです、今回はそれ程深いヘコミではなかったので出っ張ったスジもそれ程酷くはありませんでしたが、もう少し強い力が掛かっていたらもっと鋭角なスジになっていたと思います、補強板は他にもツールアクセスを阻害したりとあまりデントリペア的には歓迎できない存在です、でもたまにツールの支点にできて助かる事もあるので全くなかったらそれはそれで不便かも・・・(笑)

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