軽自動車のプレスライン上のヘコミ

2017年9月20日

何とか台風が無事に去って一安心!と思ったら次は30℃を超える真夏日(^^;)・・・目まぐるしく天候が変わります、気温の差にカラダがついていきません(^_^;)、秋らしい気持ちの良い気候になるのはどうやらもう少し先のようですね・・・。

今回はホンダN-BOXのリペアでした、クルマ関連業者様からのご依頼です。

N-BOXデントリペア作業前画像1 N-BOXデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアゲート下部のプレスライン上で大きさは5センチ程度ですが、かなりガッツリ逝ってスジ状の打撃痕がクッキリ残ってます(^_^;)、軽自動車の薄くコシのない鋼板のプレスラインにこれだけ鋭角な損傷を受けてしまうと正直なところ綺麗に仕上げるのはかなり厳しいです、これでツールアクセスに制約があったらお手上げですが、内張りは外してみると幸いな事に適したツールがきちんとアクセスできます、まずはヘコミのあちこちに掛かっている応力をポンチングで抜いていきます、強く叩きすぎたり応力が掛かっていないところを触るとすぐに変形してしまうので正確な作業が必要です、ある程度応力が抜けてきたら鋼板が動いてくるのでツールの先端を点でなく面であたるようなアタッチメントを装着してヘコミを押し出していきます、この際強引な力技は厳禁です、鋼板の変化量をよく見ながら少しづつ力を掛けていきます、パネルの『面』が出たらプレスラインの整形と歪みを取っていきます、この作業は本当にミリ単位での繊細さが求められます、最後に写りこむ背景などに歪みが出ていないかどうかをチェックして更に微調整します、これで違和感が無くなれば作業は完了です。

N-BOXデントリペア作業後画像1 N-BOXデントリペア作業後画像2 after

折り目のような打撃痕が若干スジのように残ってしまいましたがボディ色が白なので普通に見る限りはまず解らないレベルまでは何とか仕上がりました、担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

軽自動車の鋼板は本当に難しいです、特に深いヘコミやスジ状のものなど鋼板が局部的に伸びやすい形状のヘコミは普通車に比べとても難易度が高いと思います、まして今回のようにプレスライン上にある場合は尚更です(^_^;)、『軽自動車はポルシェより難しい』と感じたのはもう10年近くも前の事ですが、今もこの感想は変わりません、見方を変えると技術が全く進歩していないという事でしょうか・・・(笑)

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