目立たなくするだけで精一杯でした・・・

2020年12月18日

もう今年もあと2週間を切りました、早いですね、1年あっという間です、特に今年はコロナのせいでいつもより時の経つのが早く感じました(^^;)、例年通りなら今頃はクルマ関連業者様の納車ラッシュで結構バタバタするのですが、今年は3割減といった感じでそれ程でもありません、恐らく今年はこのまま終わるでしょう(^^;)・・・、感染も収まるどころか拡大する一方なので少し早く年内の仕事納めを致します、年内の修復作業をご検討なさっている方はお早めにお願い致します、もうかなり厳しい状況になってきました(^^;)
来年はコロナも収まって平和な年になると良いのですが・・・

今回はベルファイアのドアの修復でしたが・・・

ベルファイアドアヘコミ1 ベルファイアドアヘコミ2 before

ドア下方部の横擦りヘコミです、画像では解かりにくいですが幅が15センチ位で縦にも20センチ位ひずみが出ています、斜めにスジのようになっているのは丁度、この裏にあるサイドインパクトビーム(ドア内部にある側面からの衝突時に乗員を守る鉄パイプのような部品)が表の鋼板を押した事により出っ張って山脈のようになってしまっています(^^;)、しかも横に擦ったようなスジも完全に折れてキズのようになっています・・・、『完全に修復して欲しい』と言われたらお断りするような損傷ですが、『出来る限り目立たなくして欲しい』というご要望でしたので挑戦してみました・・・

内装を分解して内部を見てみるとインパクトビームが鋼板に食い込むようにへばりついています、これ以上鋼板を伸ばしてしまうと収拾がつかなくなりそうなので、とにかく山脈のような部分を落としていきます、山脈がある程度なくなってきたら横スジを触っていきます、ただ、あまりスジに力を掛けるとますます鋼板が伸びてしまいます、でも、力を掛けないとスジは修復出来ません、このジレンマにず~っと悩まされながらの作業でした(笑)

ベルファイアドアヘコミ修復後 ベルファイアドアヘコミ修復後2 after

出来る限りパネルのヘコミや歪みは取りましたが、キズのような横スジがクッキリ残ってしまっています、でもこれで精一杯でした(^^;)、幸いにもボディ色がパールホワイトなので普通に見ると殆ど解かりませんが近くでよ~く見ればスジは解かります(^^;)、でもお客様は喜んでくださったので少し救われました、でも腰が痛いです(笑)

今年は厳しい損傷の修復が例年よりも多かった気がします、コロナで大変な打撃を受けてしまっている業種も沢山あるようなので仕事があるだけ幸せを思わなければいけませんね、今年もあと僅かですがガンバリます!!

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