リアゲートのプレスラインをガッツリ・・・でした

2016年5月23日

連休が明けてからも比較的良いお天気が続いていますが、沖縄地方はとうとう梅雨入りしたようです、関東ももうすぐ梅雨入りするのでしょうね・・(^_^;)、そして、その後は私が1年で最も苦手とする夏が待っています、気が重いです(笑)

今回はトヨタボクシィのリペアでした、中古車業者様からのご依頼です。

トヨタVOXY

トヨタVOXYデントリペア作業前画像1 トヨタVOXYデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアゲートの右側でプレスライン上です、大きさは7~8センチでかなり深く鋭角にラインを潰しています(^_^;)、しかもボディ色はブラックメタリック、僅かな歪みが残っても解ってしまいます、事前に担当者様には目一杯言い訳をしてからお受け致しました(笑)、内装を外しツールアクセスを確認です、これでツールアクセスに難があると最悪ですが・・・幸いな事に良好です、ひと安心です、まずはヘコミのフチに掛っている応力をポンチングで抜いていきます、何度も書いていますが、この行程は鋼板を必要以上に伸ばさないでヘコミを修復する為にはとても重要です、ある程度応力が抜けたらツールでヘコミを触っていきます、でも鋼板に動きが出てくるまでは強引に攻めずにじっと我慢です、ヘコミが変化し始めてくればしめたものです、プレスラインを復活させていきます、こういったボディ色の場合は見る角度によって違和感が出てしまう事が多いので慎重にラインを整形します、ラインが戻れば後は歪みとの勝負です、どれだけ局部的な変位箇所を残さずに散らしていくかが仕上がりを左右するポイントです、かなり手間は掛りましたが何とかまずまずの仕上がりまでもっていく事ができました。

トヨタVOXYデントリペア作業後画像1 トヨタVOXYデントリペア作業後画像2 after

担当者様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました。

今回はプレスラインがそれほどシャープなエッジではなかったので何とか形にする事ができましたが、ゴルフ7のようなシャープなプレスラインだったらもっと違和感が残ってしまったのではないかと思います、最近の新型車のプレスラインは厄介な形状のものが多いです・・・やりにくくなってきました(笑)

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