オープンカーのリアフェンダーのヘコミ

2015年2月27日

ここ数日、急に暖かくなってきました、それと同時に私の天敵(花粉)もしっかりいらっしゃっているようです(^_^;)、春の息吹を感じるのは大いに結構な事なのですが、花粉だけは別です、ヤツには長年ず~っと毎年悩まされ続けています・・・(笑)

今回はメルセデスベンツSLKのリペアでした、一般のお客様からのご依頼です。

ベンツSLK画像

ベンツSLKデントリペア作業前画像1 ベンツSLKデントリペア作業前画像2 before

ヘコミはリアフェンダーのアーチ部分です、大きさは4センチ程度ですが深めで少しスジっぽくなっています、ドイツ車の鋼板は直し易い特性なのでツールさえしっかりアクセスできればなんとかできるレベルのヘコミですが、オープン構造の車の場合、この位置はツールアクセスがかなり厳しいです、大概のオープンカーはこのあたりにルーフや幌を開閉させるためのフレームの付け根のヒンジが収まっている事が多く、そうなると大抵は鋼板が3重構造になってしまってツールが外板まで辿り着けません、この型のSLKは初めての作業でしたのでとても心配でした・・・、何とかアクセスルートを探るべくあちこち見ていましたがやはりメタルルーフの収納側からは全くアクセスできません、ためしにトランク内の内装を少しめくってみたら何と5センチくらいの開口部を発見!何本かのツールを試しに入れてみたら何とかアクセスできるツールがありました(嬉)、かなり狭いスペースなので細いツールしか入らずスジっぽい打撃痕を違和感なく仕上げるのに苦労致しましたが何とかリペアできました。

ベンツSLKデントリペア作業後画像1 ベンツSLKデントリペア作業後画像2 after

塗膜についた爪の先で押したようなスジは残っていますが、普通に見た限りはまず解らないと思います、お客様のご確認をいただき無事終了です、ご依頼ありがとうございました、また美味しいコーヒーをご馳走していただきまして本当にありがとうございました。

オープン構造のクルマのリアフェンダー(リアクォーターパネル)のリペアは苦戦する事が多いです、苦戦しても何とかリペアできれば良いのですが、正直なところ撃沈した事も結構あります(^_^;)、今回は本当にラッキーでした・・・今後もこの幸運が続きますように・・・と祈らずにはいられませんでした(笑)

デントリペアについてのご相談はお気軽にお問い合わせ下さい
デントリペアジェイテクニックへのお問い合わせ・ご依頼は公式HP(『ホーム』)、またはこのブログのメニューより『お問い合わせ』をご覧ください。

このブログはデントリペアジェイテクニックのオフィシャルブログです。