専門用語

このブログによく出てくるデントリペアや車修理の専門用語についての解説です、全国共通の用語ではありません、また私の間違った認識かもしれませんのでご容赦下さい。

ツールのアクセス
殆ど毎回のように出てきます、デントリペアは専用のツールでヘコミを裏側から押し戻し修復する技術ですがその際に裏側までツールを到達(アクセス)させる事を《ツールのアクセス》と表現しています『ツールのアクセスが良好』というのは凄く良い状態でツールがヘコミの裏側まで到達できるという事です。

ツールの支点
デントリペアではツールでヘコミを押し戻す際に必ずテコの原理を応用してヘコミに力をかけていきます、また、この支点はツールをコントロールする観点からも非常に重要です、支点がとれないという事は車の運転でアクセルペダルを踵をつけずに操作するような状態に等しいと思います。

ポンチング
ダウンジングとも呼ばれますが、デントリペアはヘコミを裏側から押し出す事だけだと思われている事が多いですが、ヘコミは裏側から押し出すだけでは綺麗に直らないケースが殆どです、ヘコミのフチに応力が掛かっていたり、又はある一定方向から力が掛かって凹んでしまった場合などは逆に鋼板が盛り上がってしまっているケースも多く、そういった場合は特殊なポンチを使用して叩いて応力を抜いたり整形していく事が必要で非常に重要な技術の一つです。

ヘコミの打痕・打撃痕
ヘコミができる際についた痕跡の事です、『打撃痕がスジ状のようになっている』といった場合は紙を折った時の折り目のような状態にヘコミがなってしまっている事を指します。

引っ張って直す
デントリペアの技術の一つであるプーリングの事を指します、どうしてもヘコミの裏側にツールがアクセスできない場合にヘコミの表側に特殊なタブを溶着させて引っ張り上げて直す技法です、但しこの技法はヘコミの形状や深さなどの条件が揃わないと良い仕上がりにならない事が多いです。

インパクトバー
ドア内部に施してある衝突安全の為の補強バーの事です、車種によって形状は様々でポルシェ911のようにバー(棒)というよりも折り返しのついた角材のような形状の場合もあります。

内部が袋形状
車の各パネルは一見したところ一枚の鋼板のように見えますが内部は剛性を確保する為にフレームのような構造になっています、その部分は袋形状になっていてツールのアクセスができない場合があります、代表的なのはドアで、窓枠の下側数センチは殆どの車が袋形状になっていてツールがアクセスできません。

インシュレーター・インナーカバー・ライナー
色々な呼び方がありますが、要は樹脂製のカバーのような物の事を指します、ボンネットの裏側についている黒い断熱材のような物はインシュレーターと呼ばれ、フェンダー内にあるプラスチックのようなカバーはフェンダーライナーなどと呼ばれています

内装のクリップ
最近の車の内装は工場ラインでの利便性を計る為、ビスやボルトの替りにハメこみを多用する傾向があります、このハメこみの所についている樹脂性の『留め金』の事です、このハメこみの内装は組む時には合わせて叩き込めば良いので便利なのですが外す時は神経を使います、特にクリップが樹脂性ではなく金属を使っている車がありこれは『食いつき』がキツく外すのは凄く大変です。

ボンネットの骨
ボンネットの裏側のフレームの部分の事です、最近の車では骨がなくなって完全に裏側をもう1枚の鋼板で覆ってしまっている場合がありツールのアクセスが困難な場合があります。

プレスライン
車のボディパネルにある折り目のような部分の事です、鋼板に剛性を持たせる意味も若干あるようですが
殆どの場合はデザインの意味からつけられれているようです。この部分のヘコミを修復するのはとても大変です。